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ポティモンブラン


週末に買って来た、ミニ・ポティマロン(栗かぼちゃ)、残るもう1個は、デザート&おやつにしよう! と、これまたひとまず蒸かすことから着手。
曇り空に時折雨が降る日曜の午後、作り置き料理をせっせと用意する傍ら、思いついたのは「モンブラン」。
丁度、このかぼちゃを見つけたマルシェの売り手さんの所で、早くも栗を売っていましてね。
「ええっ、もう栗? 産地は一体何処なの?」
この辺りじゃ、マロニエ(西洋トチノキ。食用にはなりません)はとうに落ち切ってしまっているものの、栗にはまだ早い筈なので尋ねてみたら、「メーヌ・エ・ロワール(Maine-et-Loire、西隣の県)」だそうで、ということは、月末辺りは私も栗拾いを計画しないと!と思いつつ、後ろ髪引かれながらも今回は手を出さずに帰宅したものの、初物の栗を見てしまうとやっぱり思うはモンブラン。

というわけで、その場しのぎにカボチャ版をば。



買い込んで来たお野菜の下調理やら何やらで、どこから着手するのが一番効率が良いか? を念頭に、およそ3時間徹底して1週間楽するための作り置き料理に熱中する時間でのことですから、あれこれホイップするのが面倒。
というわけで、えらく手を抜いたモンブランです。

見た所黒っぽい下のケーキ生地は、ホイップいらずで結構ふんわり膨らむ、サイトに掲載している「玉子抜きのチョコマフィン」生地。
22cmのタルト型で、薄めに焼いてあります。
生クリームのホイップくらいなら、量も少ないし、用意しても良いかなとは思ったのですが、生憎冷蔵庫に生クリームはなし。
冷蔵していないロングライフタイプの生クリームはあるのですが、冷やさず使うと、いくら敏腕を連れて来たところでふんわりしたホイップクリームにならないので(全脂肪タイプならまだしも、買い置きはややライト版だったので)、生クリームは却下して、ジャムにしようかと迷った挙げ句、「ええい、秋だし」と言い訳を添えて、ボンヌ・ママンのマロンクリームをケーキに塗りたくって。

モンブランって、1人分ずつ独立した小さなケーキにした方が遥かに見栄えが良いのですが、そんなことはこの際ザックリ切り捨て素早くできることを念頭に。
ですから、ドカンと6人分のケーキ1台仕上げです。

裏ごしが億劫だったものの、こればかりは背に腹は代えられず、ニョロニョロの絞り出しは、やっぱり怠けてやや大きめの口金を使いました。
意外に、この絞り出しがそうそう楽なことでもないんですね。
面積が小さいと、そしてカボチャ生地をもう少し柔らかめにしておけば、スムーズにニュルッと出て来たのでしょうけれど、あまりカロリーを増やすのもねぇ なんて言いながら生クリーム控えめにしたのでやや硬め。 絞り出すリズムを掴むまで、幾度も途切れつつではありましたが、直線絞りを往復させて、段々面倒くさく思えてきて、そろそろ放り出したくなった頃に絞り出し終了。

出来上がったのが夕方なので、夕ご飯に楽しみました。

出来上がったのを一旦脇のテーブルによけておいたのを見つけた相棒、
「へぇ、さっきニョッキ作ってたと思ったら、今度はスパゲッティかい。今週の献立はイタリアン中心?」
カボチャのパスタ作りは、ニョッキで打ち止め。 こっちはケーキなんだけど・・・


by mmetomato | 2008-10-07 03:55 | デザート


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