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再びパリ:バスティーユ広場〜リヨン駅


パリ4区、バスティーユ広場la place de la Bastilleと12区のリヨン駅la gare de Lyonを結ぶ通りにある、「Le Viaduc des Arts:ル・ヴィアデュック・デザール」。
アート/芸術高架橋と名付けられたこちらは、かつては国鉄路線の線路があった高架橋。
高架橋としては1859年築、バスティーユBastilleとヴァンセンヌVincennesを結んでいたそう。
今からほんの10年ちょっと前(1994年)に完了した修復&新デザインで、橋桁の間に木枠付きのガラスを張って、蜂の巣のごとく各穴にアーティストを詰め込んだ、面白い企画が成功を成しています。



avenue Daumesnilを辿るこの高架橋には、ご覧のようなカフェもありますが、割と多いのが家具や調度品などのデザイナーのアトリエ&ショールーム。
アーティスト達のためのスペースのようなところなので、みせびらかすようにガラス張りのウィンドウから、アトリエで働く様子を覗けるようなところもあります。
「ほっほ〜、神田のガード下で、ビールケースを2つ3つ積み重ねてテーブルにした立ち食い焼き鳥屋とはワケが違うノネ」とは、初めて訪れた時の私。
ほんの数年前のことです。

こんなアトリエやら、こんなアトリエ&ショールームやら、そりゃもう神田ガード下とは違いますわ。
(神田のほうも、夜7時頃行くとそれなりに面白いです。 かつて時々お世話になったものでした)






こちらはガラス張りでない筒抜けのままの抜け道。
向こう側の黄色い一軒家が気に入って。



更に、橋の上はかなりの長さに渡って、緑溢れるプロムナードが可能。
写真は早数年前、バスティーユからリヨン駅、更に足を伸ばしてベルシー公園Parc de Bercy辺りまで長いお散歩に出かけた時に写したもので、真夏よりもちょっと前だったのかな、バラが咲いているところをみると。
お散歩に来たのか一休みに来たのか、緑に隠れたベンチに突如人がヌッと出現して驚くことは幾度かあれど、皆さんのんびり緑を楽しんでいました。

「いっかに〜もパリの空!」という薄らグレーの空の下なのと、前代のカメラでの撮影なので、多少色も悪いです。
でも、極端に暑い日でなければ、この橋の上も下も、良いお散歩道で、日本から急ぎ足のパリ見物に来るような方には時間が勿体ないでしょうけれど、その辺のパリ人同様に夫婦で、お友達と、の〜んびり週末のお散歩を楽しむのなら、オススメですよ。

そもそも、私達が散歩道に選んだのも「最近益々あの辺流行ってるのよ」とポロッと吐いたパリジェンヌの言葉でしたから。


<本日のバックミュージック>

Happy Mondays のAlbum「Step On

Youtube.com で見つけたVIDEOクリップ:
“Step on”
“24 Hour Party People”
“Hallelujah”
“Mad Cyril (audio only)”
“ Loose fit”


by mmetomato | 2007-08-07 06:16 | フランス他地方


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