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遅ればせながら・・・


ウェブサイト歴はあっても、ブログは本日初デビュー。
たまに覗く他、仕組みを理解しようという気がなくて、折角ご招待下さったブロガーさんのところへも、お邪魔するだけでコメントを残すこともせずに過ごして来ましたが(したくないのではなくて、よく分からないので手が出なかったの。お心当たりの方、ゴメンナサイ)。

相変わらずよく分からないままながら、雑記ページだけこちらに掲載します。
着手したは良いけれど、著作権の問題で色々不都合がありそうなので、すぐ辞めるかも?という消極的なスタート。
いずれにせよ、古いログは元の場所に確保します。

というわけで、仮住まいかもしれないこの場での第一弾は以下に。

※  ※  ※  ※  ※


旬の食材:ルバーブ


仏語で rhubarbe リュバルブ、英語で rhubarb、イタリア語ではrabarbaro・・・
その他は外国語の名称比較表にあるので端折ります。

タデ科の多年草で、フキ或いはゴボウのような葉(葉は、先が細まった楕円なので、ゴボウの方が近い)を八方に広げる、大きな草です。
食用にするのは、その茎。



大抵、このように刈り取って葉を切り落とした、茎だけの束、或いは山積みにして量り売りされています。
太いものは、幅4cm程。 長さは50cm前後で、上の5本で丁度1kgになるので、草の茎としてはかなり大きいことは、見た事が無い人でもなんとなくは掴めるかと思います。








一見、お野菜のようですが、日本でスカンポの俗称を持つイタドリの新芽に似た、強い酸味があって、リンゴのような爽やかな風味を持つので、最も多い使い道がデザート。
中でも、恐らく、タルトとコンポートが家庭での人気者でしょう。

ルバーブが旬を迎えると、家で最も頻繁に作るのは、一番シンプルなコンポート。
「デザート・おやつ」にレシピを掲載あり)
筋っぽければ多少筋を取って、でも、よほど貧弱でない限りは、洗って根元を切り落とし、傷跡があればその部分が固いので丁寧に外したら、ザクザク切って、お砂糖をふりかけてサッと煮たもの。

コンポートは、家庭によって作り方には多少ヴァリエーションがあります。
ジンジャーを加えたりかソナードを使ったり、茹でて水切りし、お砂糖をかけてざっと混ぜたり。
湯でこぼすと、酸味はかなり抑えられますが、折角の酸味を逃すのが惜しいので、私はお砂糖をまぶして水気が出たら、柔らかく煮て冷ますだけの最もシンプルな手順で作っています。


でも、今年の初物は1kgちょっとあったので、半分程をタルトに。
ひとつ、クランブルを乗せて焼くレシピを掲載していますが、今回はクランブル無しで、また少し違ったタイプ。
ザクザクと1cm程の小口に切ったルバーブをタルト生地に広げ、フィリングを流し込んでいます。
本当は、フィリングを流した上にクランブルを乗せるつもりだったのですが、フィリングに甘味をしっかり付けてしまったので。

上は焼く直前、下は焼き上がったばかりの図。



今夜は、数日前に作ったココナッツのチーズケーキの最後の二切れをデザートにしたので、実はまだ味わっていません。
去年も作ったものなので、味は分かっているけれど、今年初のルバーブを楽しむのは、明日の晩のデザートまでお預け。

残りは、タルトを焼く脇でコンポートにして朝食。
タルトのレシピも、今年は旬が終わる前にレシピリストに追加します(恐らく来週中に ←5月10日、サイトにレシピ追加しました)。


<本日の仏単語>
・ルバーブ rhubarbe リュバルブ
・ゴボウ bardane バルダーヌ(こちらでは、その辺に生えている西洋ゴボウ。雑草或いは薬草扱いで、食用にはしません)
・ルバーブのタルト tarte à la rhubarbe タルトゥ・ア・ラ・リュバルブ
・ルバーブのコンポート compote de rhubarbe コンポットゥ・ドゥ・リュバルブ
・ルバーブのジャム confiture de rhubarbe コンフィテュール・ドゥ・リュバルブ
by mmetomato | 2007-05-08 22:02 | デザート


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