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Paris 宗教ルック


burqa、或いはburka、仏語で「ビュルカ」。日本語ではブルカかしら?
友人からの相談事の電話を受けて、長くなりそうなのでその辺に座ろうかとふらり寄ったLouvreのピラミッド広場で向こうに見かけ、でもズームが効く方の電話で話していたので、これ以上に大きく写せないのが残念。
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イスラムのスカーフは近頃仏国内のイスラム教徒の女性の間では、「学校など公共の場でのスカーフ禁止」の法律ができて以来多少減った気配がありますが(逆に、そんな法律に反抗してそれまで頭を覆っていなかったのにスカーフをかぶる人も出没しています)、移民の中には、そして旅行者の中にも、時々「目だけ」しか見えない黒ずくめや水色ずくめを見かけます。

上の写真じゃアーチの影の黒に半分溶け込んでしまって(ポケットの携帯電話を探っている間に彼女、ちょこっと移動してしまって)よく見えませんが、正にそんなビュルカに包まれた、観光客と思しき女性。
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その数日後、長電話していたトゥールの友人が休日に遊びに来た際、モンマルトルへ連れて行って、今度は別な宗教の黒尽くめに遭遇。
こちらはカトリックの修道女。

ビュルカやスカーフは駄目でも、シスター達はこの格好でどこへでも行ける。
何にせよ宗教の肩を持つ気は更々ないながら(個々人の信心なので、良いの悪いの口出しする気もなければ、押し付けられるのもまっぴらな私)、この国の文化に染み付いた宗教とはいえ、ちょっと理不尽な気がしなくもない・・・

そういえば、今年のラマダンがついに開始しました。
私には関係ない、と思いきや。 フランス第二の宗教(人口比でね)であるイスラム、ランチタイムも黙々と仕事する研修生、一緒にランチできなくなってしまった友人etc.
そんなに関係なくもないもので、「ああもう、めんどくさい!」とボヤくことしばしば。
日本ならまだしも、フランスの夏って日が長いので、日没まで待って夕ご飯なんて、私のお腹は持たなくて、ランチはおろか夕ご飯も一緒に食べられない人が周囲に数人います。
by mmetomato | 2009-08-23 18:10 | パリ Paris


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