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映画に観たモンマルトル


「クレーム・ブリュレ:Crême brûlée」で思い出しました(* 1)。
モンマルトル界隈(パリ18区)、ムフタール界隈(パリ5区)で観光客に未だ根強い、映画「アメリ(Fabuleux déstin d'Amélie Poulin)」の足跡を辿るミニ名所の一つ。

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SNCFフランス国鉄の支店に、しばしのパリ滞在からトゥールへの帰りの電車のチケットを買いに寄って、一応出張中なので会社が借りてくれているアパルトマンへ戻る道中人だかりしているカフェを見つけて、何事かと思ったら「あ、これが例のカフェなわけね」。
幾度かこの前を通り過ぎていながら、完璧に無視していた私。
この日まで全く、映画の撮影に使われた「例のカフェがこの辺にある」としか知らずにいまして。

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場所は、Moulin Rouge:ムーラン・ルージュすぐ脇からルピック通りrue Lepic を辿って間もなく左手角にあります。

お店の名は「Café des deux Moulins:カフェ・デ・ドゥ・ムゥラン(直訳すると2つの風車のカフェ)」。

午前中はそんなに混んでいないので目に入らなかったのですが、夕方になるとよく人だかりしているので、探しながら近くを通ればすぐ分かる筈。
この近くに、バゲットが美味しいパン屋、ジャムやフランス各地の名物菓子などを揃えたお店もあります。
その辺はまた後日書きましょう。


(* 1)映画を観ていない人へ:クレーム・ブリュレと映画の関連は、映画の冒頭に主人公の女の子が好きなことの一つに、「クレーム・ブリュレの表面のカラメル、焦げたお砂糖をスプーンの背で壊すこと」があったためです。 同映画のほぼクライマックスシーンの舞台がモンマルトルのサクレ・クール寺院の足下で繰り広げられます。
大ヒットした反面、あまりに「ステレオタイプのパリ」なのと、「夢見ることを夢見る人向け」の第一印象を追い払えぬまま、私は斜に構えて眺めた映画でしたけど。
by mmetomato | 2009-03-23 00:02 | パリ Paris


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