タグ:モンマルトル ( 29 ) タグの人気記事
パリ・デザイン


しょっちゅう利用しているメトロの駅でも、未だ発見尽きないもので。
「メトロ」だけにテーマを絞ったとしても、暇さえあれば毎日新たな事柄をアップロードできる、独立したブログが作れるほどじゃないかと思います。
「1日=365日だったなら」と、やりたい事の目白押しに地団駄して止まない私の口癖でして、本当、暇を得て新発見探しに歩き回りたいものです。

世界で一番人気の観光地パリだけに、ご存知の方は多いと思いますが、各駅様々なテーマで異なるデコレーションが施されています。
特に、観光名所の多くが集うパリ中心地を真横に走る1号線の駅は、パレ・ロワイヤル、ルーヴル、バスティーユ、オペラなど、それぞれの有名どころからインスピレーションを得たデコレーションが盛りだくさん。

下は、ええと・・・壁のタイルにい文字がプリントされている駅って、コンコルドでしたっけ・・・?
ひと月ほど前に初めて気付いた、意外なデザインのごみ箱。
c0120322_5321676.jpg

ひっくり返すのが不便そうだけど、よく見ると色々考慮されたデザイン。

同じ日、シャンゼリゼからちょっと裏手に引っ込んだ、凱旋門間近の16区内で写して来たのが次。
c0120322_5334370.jpg

落書きシリーズの写真も貯まっているので、それらと一緒に載せようかなと思っていたのだけど。

夏の終わり頃に気付き、「これはカメラにおさめないと!」としばらく思っていた割に、毎朝この辺り出勤道中で歩いていながら、どうも朝は時間がなくて撮り逃していまして、やっとこハロウィーン近づく頃に撮影。
c0120322_534261.jpg

他にもないかな、と辺りの地面ばっかり眺めて歩いたものの、今の所1つしか見つけていません。
その他のマンホールにもプリントできそうなのに。

マンホールのデザインも色々あって、一挙に並べると面白い・・・ と思う私と同類は、そう多くもないのかしら。

地面の落書きはパリ市内あちこちで随時リニューアル(?)されているので、まだまだあって、発見するごとにせっせと撮り集めていまして、大分貯まりつつあります。
そこら中に観光客が居るパリ。
妙なものにカメラを向けていると、そんな私を好奇心たっぷりに眺め観察し初めて地面の落書きに気付き、一緒になってカメラを向ける、なんてことしばしば。
立ち止まって改めて眺めるパリ人、そこからデスカッションが始まることもあり、近頃すっかりお気に入りのアクティヴィティとなっています。
[PR]
by mmetomato | 2009-11-12 05:37 | パリ Paris
Paris ツタ赤く染まる秋


10月に入ってから、奇妙な暖かさが続いているパリですが、気がつけばツタの葉が真っ赤に染まり、はらりはらりと鮮やかな色をまき散らし始めています。
c0120322_5284281.jpg

街で見られる紅葉の中で最も気が早いツタの葉ですが、ぶどう狩り祭りを待たず先週収穫されてしまったというモンマルトル(ずっと、モンマルトルが唯一のブドウ畑と思ってそう書いてきましたが訂正。他に2カ所、パリ市内にワイン用ぶどう畑があるんですって。土曜のお祭りで歴史の専門家から教わった話)のブドウの葉も、半ば紅葉しかけ。
c0120322_52923100.jpg

前世紀だか19世紀だかに、ポコッと地盤沈下したことがあるという、ベンチが沢山あって一休みする人が常にいるこの広場も、枯れ始めたマロニエの葉が秋の絨毯を用意し始めて。
c0120322_5301418.jpg

読書する人の姿が、一番よく似合うシーズン。

ワイン用のぶどう狩りは9月に入る頃にあちこちで盛んになるので、9月=秋、というわけでもないのですが。 それにしても、一昔前なら9月も半ばになるとセーターにスカーフを巻いてジャケットを羽織りたくなる涼しさになるのに、近年ではちょっと寒くなってもすぐまた暖かい日が戻ることが多くて、夏はピタッと終わっていきなり秋、という切り替わりの鮮やかさが少なくなっている気がします。

地球温暖化を、真夏以上に実感する時期。
奇妙に暖かかったパリ、月曜からやっと季節らしい涼しさが戻るようです。
[PR]
by mmetomato | 2009-10-12 05:33
ぶどう狩り祭り in モンマルトル:その2


イチジクというと、生食、ジャム、コンポート辺りが一般的。
見るからに食べるのが好きそうな「話っぷり」の明るいアルモンドさん、早速味見の提案。 モチロン2つ返事で首をブンブン縦に振る私。
「味の薄いのから始めましょうね」と、まず味わうはイチジクジュース。 「冷たくして飲まないと味がぼやっとしちゃうのよ」と、とっても正直な、でも有用なアドバイス。
続いてジャムを4種類。 白イチジク(熟しても皮が緑色なタイプ)、黒イチジク(一番スタンダードな黒紫の皮のもの)、そしてクルミを交えたもの、最後にジンジャー風味。
どれも美味! ベタ甘すぎず、お世辞抜きに繊細なイチジク風味が残っていて、とろりとよく煮えていて、大きな塊こそないけれど確実にイチジクと砂糖だけのピュアなジャムだとすぐ分かる質の良いジャム。 スーパーマーケットのボンヌママンなんか蹴散らす手作り。
最も繊細な風味の白イチジクが一番私好みでしたが、彼女のちょっとした自慢はどうやらクルミ入りで、「チーズと合わせるといいのよ」。「あ、ハードタイプの羊なんか似合いそう」「う〜ん、むしろシェーヴル(山羊)のフレッシュ、でもね、ロックフォール(羊乳の青カビチーズ)も面白いわよ、青カビ大丈夫ならだけど」「大好物! なるほどね、クルミがロックフォールに結びつけてくれるわけね(ロックフォールとクルミの組み合わせは、フランス料理では割とスタンダードなんです)」「そうそう!」
c0120322_3571835.jpg

でも私、味見したものじゃなくて興味津々だった、他ではあまり見掛けない「イチジクヴィネガー」を買って来ました。
使い方のお勧めを尋ねない筈が無く、でも尋ねるより前に教えてくれるのが、こうした「自作のものを誇りを持って売っている直売店」の嬉しいところで、
「サラダも良いけど、お肉のデグレッサージュに使えるの。鴨を焼いた後でフライパンにちょろっと垂らしてソースに、よく合うわよ」

上、全部イチジクベースの彼女の商品。
上右のボトルはシロップ。 ガス水やスパークリングワインなどで割って味わったり、デザートにも使えます。
すぐ下左がヴィネガー。 早速味見してみたら、イチジクの風味とほんのり甘味があって、リンゴ酢感覚で水割りで飲めてしまう。 もう一本買いに明日戻ろうかと思っているところ。 フランボワーズ風味なんていうのは割とあるけれど、イチジク風味は珍しくないかしら。
そのお隣のやや丈の高いポットはコンポート。 シロップに浸っていて、「フォアグラに合わせるといいのよ」。
ヴィネガーの下が、前出の4種類のジャム、そのお隣のサシェはフルーツパテ、ジュレの一種。 チョコレートのようにそのままつまむ、フルーツとペクチンたっぷりのお菓子。

両隣も同じ地方から来た人達。 まずは、1度目にArmandeさんにご挨拶に顔を出した時は、はんなり微笑んでシャイなのか全く無口だったお兄さん(オジさんとも言えない微妙な年頃、「お兄さん」でもないかしら)、リンゴとナシの農家より。
「折角だから写真撮らせて、リンゴも一緒にね」
と頼んでぱちり。
c0120322_415363.jpg

ほわっと微笑むだけであまりに口数少ない彼。
反対側のお隣のスタンドの、オリーヴ栽培農家のマダムも、気持ち良くカメラに微笑んでくれて。
c0120322_433347.jpg

彼女のご自慢は、「オリーヴのジャム」。
ブラックオリーヴを甘く煮たもので、「これは知らないでしょう?」と自慢げなところに、「あ、食べたことあります。トゥールに作っている人がいるんですよ」
と応じて、無口なお兄さんまで加わる一同いきなり大爆笑・・・
「トゥールでオリーヴですって!?」
「いえ、地元で採れたオリーヴを使ってる筈はないんですけどね、試作したら結構美味しいからって、郷土品と一緒に売ってるマダムがいるんですよ」
笑いを買って少々しどろもどろの私。
「うぷぷっ、トゥールのオリーヴ、くくくっ」
そこまで笑える話でもないと思うんだけど・・・

じゃ、本場の味見させて。 とならない筈はなく、「北フランスじゃなくて(大袈裟な! 北寄りだけど一応フランスの真ん中ってことになっている)太陽の下で育ったオリーヴのジャム、食べてご覧なさい」
「あ、美味しい。トゥールで食べたのよりずっと繊細」
「だから言ったでしょ、本場ですもの!」
c0120322_443342.jpg

鶏のササミを蒸したのに添えたり、ウサギ肉と合わせるという、我が家で既に試した使い道の他に、意外なのを1つ教わりました。
それは、彼女のとっておきの使い道の一つという、
「カボチャのポタージュ、私はお皿(スープ皿ね)じゃなくてボウルでサーヴするんだけど」
「私も!」
「じゃあ丁度良いわ。器に注いだところにちょぽっとこのジャムを垂らすの」
「色合い的にも良さそう。でも沈んじゃう?」
「(苦笑しつつ)ちょっとね」
「で、食べる際に混ぜながら食べるわけね」
「そうそう」
「そろそろカボチャのシーズンだから、早速試してみます!」

フランスではフォアグラに添えるものとして人気の「玉ねぎのジャム」がありますが、彼女は「オリーヴ&オニオンのジャム」を作っていて、私はこちらを購入。
オリーヴが丁寧にミキサーにかけられていてなめらかな中に、ほぼみじんに近い細切りオニオンが混じった、やはり甘いものです。 玉ねぎが、お肉とのマリアージュをよりスムーズにしてくれて、使い道はオリーヴ単品のジャムより広そうだから。
「地方の、オニオン・ドゥー Oignon doux(直訳マイルド・オニオン)を使うの」
「聞いた事しか無いわ」
「AOCのオニオンなのよ」
「へ、今じゃ玉ねぎまでAOC(原産地呼称名称)があるの!?」
知らなかった。

更に、南フランスのオリーヴといえば、一種のオリーヴペースト「タプナード」は定番。
よく熟したブラックオリーヴ版と若いグリーンのオリーヴ版とあり、両方味見させてもらいました。
大抵強烈な塩味なのだけど、適度な塩梅で適度に細めの粗挽き。
「トーストに添えるのはスタンダードでしょ、でも私、ドゥーヴ(南フランスの肉や魚のトマト煮込み料理)にもこれ入れちゃうの。 良い風味が加わるのよ」
「はは〜ん。 私、ブラックオリーヴ丸ごと入れてました。 タプナードを加えるとは思いつかなかった・・・」

オニオン&オリーヴのジャムが気に入ったのでもう一度味見させてもらって、
「これ、お菓子にも使えそう」
「あら、考えても見なかったけれど言われてみればそうね」
「焼き菓子に似合う筈!」
「パウンドケーキ! 帰ったら早速やってみるわ」
「私も!」

その後、オリーヴ栽培についてちょろっとお話を伺い、グリーンオリーヴの収穫はつい先日行われたばかり、もっと熟して黒くなるブラックオリーヴは、12月から1月いっぱいまで収穫が続くのだそう。
「ブドウみたいに畝にして植えてあるから、ブドウ摘みの機械で摘み取るの」
手摘みじゃないの? と思ったけれど、100本以上あってトン単位の収穫だそうで、なるほどふるい落として拾うような手作業だと大変なわけね。

そういえば数ヶ月前、同じモンマルトルのギリシャレストランでオリーヴ談義を聞かされたことがあったな、と思い出し、一旦アパートへ戻らねばならなかったので上記三名に「午後か明日また顔出すから」と一旦手を振って階段を下りた途中で、ランチタイムだから忙しくしているかな? と思いつつ寄ってみたのですが、残念ながらこの日は閉まっていました。
c0120322_452334.jpg

私の銀行の口座担当さんにちっとも会いに行けないので電話ミーティングをお願いしてあったため、その後家まで戻って、しばらく保留したままになっていたいくつかのオペレーションをお願いし、大急ぎでモンマルトルへ戻り、「モンマルトルの水事情」ガイドツアーかと思い込んでいたら、実は「モンマルトルの歴史学習ミニツアー」に参加し、ミニグループで一巡りした後、また彼等のスタンドへ。
無口だった「お兄さん」は顔を見るのが2度目で安心したのか、すっかり饒舌になり、濃厚な100%ジュースを一通り味見させて頂き、アプリコットジュースだけ買ったらオマケを添えてくれて、上、お買い物3点、プレゼント3点。
赤いリンゴは隣のグループ、我が地元トゥーレーヌ地方のスタンドで色々味見する中、
「トゥールでとびっきり美味しいリンゴに慣れちゃってるから、パリでリンゴ買う気になれなくて」
とこぼしたら、「あら、これ飾り用だけど持って行っていいわよ」というので、一つ頂いて来たのでした。

すっかり気さくなお兄さんに豹変した元シャイなお兄さんと、フルーツジュース談義にも花が咲く中、彼も「トゥールか、あの辺もリンゴ多いんだよね、でも北フランスと違って僕んとこは太陽が多いから、絶対もっと甘いよ」
「だからもう、北フランスじゃないんだってば・・・」
「でも太陽少ないじゃん」
「薄曇りは多いけど、結構晴れてるのよ。あ、でも街の中だけだわ、リンゴ農家のお友達なんてしょっちゅう天候がどうのって言っていたっけ」
「ほらね」

南寄りから見ると、フランスの真ん中より向こう側は「北フランス」にされてしまうようで。
[PR]
by mmetomato | 2009-10-11 04:09 | パリ Paris
ぶどう狩り祭り in モンマルトル


今朝9時半ちょっと前、朝寝坊しようかいい加減に起きようか、ベッドの中でもぞもぞしながら迷っていたら、チリリンと鳴った電話。
「おはよ、TOMATO! 例のマダムのところ今から言うからね、サクレ・クールの前まで行ったら左に折れてすぐの右手、イチジクが並んでるからすぐ分かるわ!」
「あ、フランソワーズ?(仮名)」
「サクレ・クールの中入っちゃだめよ、その前を左に折れるとスタンドがずらっと並んでいるから」
「ちょ、ちょっと待って〜、まだ完全に起きてないのよ」
c0120322_21453756.jpg

かくして、チャッチャとシャワーを浴びて大急ぎで出掛けたモンマルトル朝11時。
爽やかな笑顔が待ち受けていました。

今週末土日は、パリ唯一の「ワイン畑」を巡っての、「ぶどう狩り祭り」。
フランソワーズ曰く「例のマダム」というのは、彼女がヴァカンスのために自宅交換したお相手がひとまず先にやって来て、そのやって来た方が南仏ヴォークルーズでイチジク栽培をしている農家の人で、今回のパリ滞在はこのぶどう狩り祭りにスタンドを出すためのパリでの宿泊先の獲得だった、という話を先週聞かされていましてね。
そもそもその話が出た発端が、フランソワーズが突如どこかへ電話をかけ始め、
「週末そっちで寝なきゃいけないの。 え、違うっ、あなたと寝るんじゃない! あのね、家交換サイトにアノンスを出したら今週末に来る人が決まっちゃって、家空けなきゃならないのよ」
まさか? と思った通り、電話した先は彼女の別れた夫かつ娘のパパ。
目と鼻の先に住んでいて、今の彼氏と元夫が親友というざっくばらんな明るい関係の彼女を取り巻く面々、冗談をやりあいながら週末の避難場所を見つけたフランソワーズは、当初「この週末来られちゃ都合悪いからヤダな〜って思っていたのよ、でもね、さっき、週末家に来るマダムから電話があって、とっても感じの良い人ですっかり気が変わっちゃった」とにっこにこ。
そして、その南仏からフランソワーズの家を週末利用すべくやって来るマダムというのが、このモンマルトルの秋の一大イベントに売店を出すためにパリに来るのだと聞かされていた次第。

真っ先に、フランソワーズの指示(殆ど命令!?)に従ってその辺りらしき場所へ向かってみると、イチジク発見。
「Bonjour ! Vous êtes Armande ?:コンニチハ。アルモンドさん?」と尋ねてみると、不可思議な気配を漂わせつつ「Oui, bonjour...」
「フランソワーズの友人で、スタンドがこの辺って聞いたものだから」といきなり見知らぬ人物が名を呼びかけた釈明をすると、満面の笑みで迎えてくれました。

家で銀行の担当と電話ミーティングを予定していたので一旦帰宅しましたが、この後また舞い戻って試食三昧の予定。
パリの水道局の「パリの水再発見ツアー」に参加しようか迷っているところ。
相変わらず妙な暖かさと晴天のためか、そろそろ夕立ならぬ午後の一雨ザバッと来そうなのよね・・・

続きはまた後ほど。
[PR]
by mmetomato | 2009-10-10 21:49 | パリ Paris
ジャポニスムin Paris


写したのが確か6月だったので、もうウィンドウは様変わりしてしまいましたが、モンマルトルのサクレ・クール寺院前からアベッス広場へ向かう一方通行の道沿いの、キッチン用品はじめキッチュな雑貨を揃えたお店にて。
c0120322_421599.jpg

大きなステンレスのエッフェル塔、クッキー型にしては随分大きいなと思いながら近づいてみて、目に留まるは、その手前のトイレットペーパー。
c0120322_45836.jpg

あはは、スュドキュ(Sudoku:数独:すうどく)・・・
2、3年ほど前にフランス国内で一世を風靡した、と言っても過言ではない数字遊びで、日本では昔ちらっと見たことがあったような気がする程度で、ほぼ全く知らなかったのだけれど、どうも発祥は日本だという一人ゲーム。

今では日本でも知られているのかしら。

トイレって、どうも私には無駄な時間で、行かずにすむなら行きたくない、行かなきゃならないなら最短時間で済ませたいもので、近頃益々その傾向が強まっているので、まず私用には向かないけれど、トイレで読書ならぬトイレで数独、解き終えたら〝使ってしまえる〟、果たして本当に、その「2つの用途」を全うする人がいるかはさておき。

アイデアとしては面白いでしょ。
[PR]
by mmetomato | 2009-08-25 04:07 | パリ Paris
Paris 壁面アート


落書きも、ある程度のレベルになるとアートと呼びたくなるものもあって、どこの国のどういう職業の人だったやら、規定のサイズに落書きさせて「芸術作品」として扱って・・・ 競売にかけたのだったかな、TVで聞きかじって、「規定サイズに自由に落書きさせる」という、小学校1年生の夏休みの課題のようなアイデアがひどく気に入ったのに、聞いたのに忘れたのかチャンネルを変えてしまったのか、結末は全く記憶にありません。

さて。 昨日の「路面アート」に続いて、こちらはいわゆる落書きの延長で工事中か何かの壁を賑やかに彩っていたもの。

c0120322_6542868.jpg


パリ郊外に限りなく近い18区かな、郊外から同僚に家の近くまで送ってもらった車中より。

c0120322_6535213.jpg


次は、日を改めてモンマルトルはサクレ・クール寺院前のフュニキュレール(Funiculaire)ことケーブルカーと平行した、モンマルトルで最も長い階段に平行した、更にお隣の階段の途中にて。

c0120322_6562444.jpg


割と新しいものです。
なかなか手が混んでいて、割と広いギャルリーの壁なので、きっとアーティスト(例え「自称」でしかなくとも)に好きに描かせたのでしょう。

好みかどうかはさておき、「絵」として出来の良いものは、そうそうそこらじゅうで出会えるものでもなくて、どうしようもない正に「落書き」の方が、遥かに多いです。

とかくだだっ広いのっぺりした壁や、お店の閉じたシャッターを見るとカラースプレーをシャカシャカ振って色を吹き付けたくなる人は多いらしく、見るからに、「くだらないタグを描かれるくらいなら、ええいっ!」とばかりに、シャッターに勢いある「落書きタッチ」で店の宣伝を塗りたくった商店は多数あります。

カメラを向けたくなるほどのお店を見かけたら、またちょこちょこ撮り集めようかと思っています。
[PR]
by mmetomato | 2009-07-30 06:59 | パリ Paris
モンマルトルのMr.おかま


画家と観光客が集うテルトル広場から閑静な住宅街へと向かう、モンマルトルの小道沿いに見える「壁を突き抜ける男」は、以前このブログに掲載したことがあります。

c0120322_4222373.jpg


モンマルトルは全然知らないという友人(全然違う県出身ながらもフランス人なんですけどね)を伴って、にわかガイド(迷子専門であまり役に立たない)としてさらっと一巡り連れ歩き、話の種にとパリ唯一のワイン産地である小さな小さな「ワイン畑」を見せたついでに、この像も見ておきなさい、とシャンゼリゼにショッピングに向かう前にちょっと遠回り。

c0120322_4233270.jpg


常に変わらず「壁にのまれている」彼(像)、たまには違う角度から写してみたりして。

は、と気づけば、
「あら、オカマ化?」

c0120322_4241739.jpg


「狙え、ドラッグクイーン?」

c0120322_425263.jpg


少々剥げかけてはいるものの、骨ばった指先に真っ赤なマニキュア・・・
[PR]
by mmetomato | 2009-07-17 04:27 | パリ Paris
モンマルトルでのランチ:5月のパリ


パリへ戻って、時間もちょっと戻って、前回のパリ出張の際にまた打ち合わせで寄ったモンマルトル。 この時は、狙っていたアパートに空きがなかったので、知人の知人づて「内装工事がほぼ終わりにさしかかったところでまだ完璧じゃないんだけど・・・」と言われながらも、「危なくなく安心して眠れれば十分、どうせ日中はオフィスか外での打ち合わせに出歩いているから」と気軽に貸してもらったアパルトマンステイだったので、レピュブリック広場とバスティーユ広場の間辺りからメトロで同僚に合流し、打ち合わせ直前の僅かな時間に大急ぎで平らげたランチ。

c0120322_204561.jpg


先日「パリで一番深いメトロ駅」と題してちょっと書いた、「Abbesses:アベッス」駅間近のカフェのテラスに場所を探すも、普通の人の昼食時に食べ逃した同類って、もの凄く多いもので。
上のカフェを狙ったのに席が無く、後ろを振り向いて1つだけ空いていたテーブルめがけて二人でシュタッと走り出してまんまと着席。
柱に張り出されたお品書きを吟味する日本人観光客と思しきアジア人お二人、席取っちゃって悪かったわね・・・ なんて呟きつつ。

c0120322_204425.jpg


居心地良い庶民的なこの界隈でも、さすがにパリ、しかも毎日午後にワッと増えるのが恒例の観光客はテラス席にも地元人に混じってチラホラいて、アメリカからと思しき英語の女性二人が凄い勢いでフォークを口へ運ぶのを横目に、昼食を食べ逃すまいと急ぐ私達。

c0120322_2052326.jpg


ランチなので、しかも土曜だというのに仕事の打ち合わせなんて入れてしまったものだから、ワンディッシュだけでさっさと済ませようという魂胆ながらも食いしん坊二人のこと、しっかり食べごたえある品をそれぞれ選び、
上は私の「Sourire d'agneau:スゥリール・ダニヨ」、子羊肉。
蜂蜜入りの甘辛ソースとピュレ添えで、よくよく煮込まれた子羊肉の柔らかいこと!
パリって、下手にレストランへ入るよりも、こうしたビストロ紛いのカフェの方がずっとお料理が美味しかったりするもので。

「やっぱりあなた、日本人だったのねぇ」
と、腹ぺこを抑えて、ナイフとフォークを構えながらもカメラを向ける時間を譲ってくれた同僚の冷やかしを受けながら大急ぎで写した下は、鶏肉のファルシ。

c0120322_20104584.jpg


ファルシと言っても丸ごとチキンに詰め物をしたのではなくて、開いたお肉にバジルソースを塗ってトマトを散らしてクルクルと巻いてローストし、冷まして切り分けサラダと共にあしらったものです。

これ、作るのはもの凄く簡単そうで、ローストするとパサパサになりがちなチキンに程良く焼けたトマトの汁が染みてしっとりめに仕上がっている上、作り置きできるので、断然近々家で作ってみよう! と思った嬉しい1品。

c0120322_20112780.jpg


もちろん、美味しいものに目のない私達、双方のお皿を突っつき合いながらも「オヤジペース」で勢い良く平らげて、あまりに急いで食べ過ぎたので実は約束の時間までに間が出来てしまい、ちんたらちんたらお散歩しながらモンマルトル地区の端っこ辺りにあるランデヴー(約束)の場所へ向かったのでした。

途中、映画(或いはドラマか?)の撮影セットを準備している場所があったので、その写真を後日掲載します。
まだ撮影はスタートしていなくて、「時代物のセットの準備がほぼ出来上がった」という程度なので、まさか有名俳優に出会した、なんて話じゃございませんが。
[PR]
by mmetomato | 2009-05-26 20:12 | パリ Paris
Paris:パリで一番深いメトロ駅


アベス駅:la station de métro Abbessesは、パリで一番地上から深い所にある駅なのだそうです。
階段をグルグル回って「降りて行く」分には良いけれど、エレベーターを無視して「登ったり」すると、地上に出た時にはヒップが2センチくらいアップして・・・くれたら良いけれど、肺活量の大したことなさ加減を思い知るもので。

それもその筈、駅のホームは地上から36メートル下がったところにあります。

c0120322_551682.jpg


フーフー言いながらやっとこ地上の明かりが見えてアベス広場に出た時には、堪能する余裕などないかもしれないけれど。
パリのメトロの出入り口のデコで有名なギマールの典型的なデザインが楽しめます。
なんでもこれ、70年代にパリ市庁舎駅(station Hôtel de Ville)から、このアベス広場へお引っ越しさせて設置したらしいです。

ほんのつい最近、パリ人に聞いた話の受け売り。
Wikipédia によれば本当らしいです。

メトロ駅から出て来ると、目前にそびえているのが変わったデザインのレンガ色の教会がÉglise Saint Jean de Montmartre:エグリーズ・サン・ジョン・ドゥ・モンマルトル。
コンクリート製の教会!? というのが私の初めの一声で、バルセロナのメトロから出て来てかのガウディのサグラダ・ファミリア教会の実物を目にした時の感激とは格段の差ですが、まあよく見てみると結構面白い。

c0120322_5627.jpg


19世紀末から20世紀初頭のアールヌヴォーの気配も感じられるのは、その頃築だから。
レンガ色なのは実際レンガが使われているため。
なんだか馬鹿馬鹿しい表現ですが、この国のカトリック教会建築と見比べると、ちょっと奇妙な素材とデザイン。

妙な宗教の建物かもしれない なんて、しばらく警戒して近づかずにいたのですが、宗教的には普通のカトリック教会だそうなので、そのうち暇を見つけて中を覗いて来ようと思っています。
[PR]
by mmetomato | 2009-05-01 05:09 | パリ Paris
パリ・デザイン(道端にて)


モードの最先端(なのかなぁと、その辺を歩いて辺りを見回し首をかしげて止まないものの)やら、オシャレなパリジェンヌ特集みたいな類が日本のファッション雑誌で取り上げられて止まないパリですが、そういうのはさておいて、変なもの/風変わりなもの/妙な物を探しまわる私の眼は、「マンホールヴァリエーション」も見逃せず、時々足下を眺めて歩いています。

EDF(電気)、GDF(ガス)の小さな四角いフタから大きな丸いマンホールまで、多分90%かそれ以上の人が完全に無視し、10%位の女性がヒールを引っ掛けて悔し紛れに叫んだことがあるであろう、世界中で似通ったスタイルが使われている、下水なんでしょうね、大きな丸いマンホールまで、国内に限らずどこでも旅するとなんとなくそのデザインが気になって仕方ない。

目下一番のお気に入りがコレ。

c0120322_2333487.jpg


石畳にカムフラージュしたマンホール。

始めて気付いた時は、なんだか妙に感激して止まなかったものです。

どういう人がデザインしているのか、知る方法はないかしらとも気にかかってならず。

私のパリ観光といえばこんな調子なのよね、いつも。

ちなみに、写した場所はモンマルトルの静かな住宅街の小径です。
何て名の通りだったかしら、パリ18区のRue Cauchoisからちょろっと伸びた小さな道にて。
[PR]
by mmetomato | 2009-04-22 02:38 | パリ Paris