パリのアール・ヌヴォー:その4


間があいてしまいましたが、前回のギマール邸、入り口から見上げた図。
バルセロナのガウディによるカサ・バトリョなどを引き合いに出せば、それはそれは控えめ。
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ギマールらしさは入り口に顕著に見られます。
いや、それほどには顕著でもないかな。 気配は確かに。
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いかんせんカメラが接写やズームができるようなものじゃないので、細部を端折らねばならないのが悔しいのですが、入り口扉(中央の主要扉の左にある小さな扉。使用人用の入り口じゃないかしら)に向かい合って左上には、大分痛んで読み取るのが楽でないながらも、知っている人には目に明らかな、ギマールの刻印が確かになされています。
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建物に向かい合って右側の小道寄りには、当時スタイルの表札も。
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果たして、122番地は当時のままなのか、後で刻まれたものなのかまでは存じません。
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扉は割とシンプルめ。
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とかくギマールに対して私が引き合いに出したがる、ヴィクトール・オルタ(先日書いたベルギーの同時代の建築家)同様に、恐らく調度品も手がけたのでしょう。
ドアノブにも注目。
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ギマール自身、1913年から1930年住んでいたんですって。

次回はAvenue de Mozartから少し外れたrue la Fontaineリュ・ラ・フォンテーヌ通りの邸宅をご紹介します。同じエクトール・ギマール作品ですよ。
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# by mmetomato | 2010-03-23 18:14 | アールヌヴォー