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ジャポニスムin Paris


写したのが確か6月だったので、もうウィンドウは様変わりしてしまいましたが、モンマルトルのサクレ・クール寺院前からアベッス広場へ向かう一方通行の道沿いの、キッチン用品はじめキッチュな雑貨を揃えたお店にて。
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大きなステンレスのエッフェル塔、クッキー型にしては随分大きいなと思いながら近づいてみて、目に留まるは、その手前のトイレットペーパー。
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あはは、スュドキュ(Sudoku:数独:すうどく)・・・
2、3年ほど前にフランス国内で一世を風靡した、と言っても過言ではない数字遊びで、日本では昔ちらっと見たことがあったような気がする程度で、ほぼ全く知らなかったのだけれど、どうも発祥は日本だという一人ゲーム。

今では日本でも知られているのかしら。

トイレって、どうも私には無駄な時間で、行かずにすむなら行きたくない、行かなきゃならないなら最短時間で済ませたいもので、近頃益々その傾向が強まっているので、まず私用には向かないけれど、トイレで読書ならぬトイレで数独、解き終えたら〝使ってしまえる〟、果たして本当に、その「2つの用途」を全うする人がいるかはさておき。

アイデアとしては面白いでしょ。
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by mmetomato | 2009-08-25 04:07 | パリ Paris
Paris 宗教ルック


burqa、或いはburka、仏語で「ビュルカ」。日本語ではブルカかしら?
友人からの相談事の電話を受けて、長くなりそうなのでその辺に座ろうかとふらり寄ったLouvreのピラミッド広場で向こうに見かけ、でもズームが効く方の電話で話していたので、これ以上に大きく写せないのが残念。
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イスラムのスカーフは近頃仏国内のイスラム教徒の女性の間では、「学校など公共の場でのスカーフ禁止」の法律ができて以来多少減った気配がありますが(逆に、そんな法律に反抗してそれまで頭を覆っていなかったのにスカーフをかぶる人も出没しています)、移民の中には、そして旅行者の中にも、時々「目だけ」しか見えない黒ずくめや水色ずくめを見かけます。

上の写真じゃアーチの影の黒に半分溶け込んでしまって(ポケットの携帯電話を探っている間に彼女、ちょこっと移動してしまって)よく見えませんが、正にそんなビュルカに包まれた、観光客と思しき女性。
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その数日後、長電話していたトゥールの友人が休日に遊びに来た際、モンマルトルへ連れて行って、今度は別な宗教の黒尽くめに遭遇。
こちらはカトリックの修道女。

ビュルカやスカーフは駄目でも、シスター達はこの格好でどこへでも行ける。
何にせよ宗教の肩を持つ気は更々ないながら(個々人の信心なので、良いの悪いの口出しする気もなければ、押し付けられるのもまっぴらな私)、この国の文化に染み付いた宗教とはいえ、ちょっと理不尽な気がしなくもない・・・

そういえば、今年のラマダンがついに開始しました。
私には関係ない、と思いきや。 フランス第二の宗教(人口比でね)であるイスラム、ランチタイムも黙々と仕事する研修生、一緒にランチできなくなってしまった友人etc.
そんなに関係なくもないもので、「ああもう、めんどくさい!」とボヤくことしばしば。
日本ならまだしも、フランスの夏って日が長いので、日没まで待って夕ご飯なんて、私のお腹は持たなくて、ランチはおろか夕ご飯も一緒に食べられない人が周囲に数人います。
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by mmetomato | 2009-08-23 18:10 | パリ Paris
友人とランチ(Tours)


パリに居る間に遊びに来て、借りていたアパートに泊まって行った友人も居たけれど、さほど遠くもないトゥールながらそうそう皆が皆ホイと来られるわけでもないので、私の帰りを待ち焦がれていた友人からランチのお招きを受けて、でもお家でなくレストランへ。

早速、アントレは鴨の砂肝のサラダ。
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サラダを下敷きに、鴨の脂でじっくり柔らかく煮込んだ砂肝を散らしたもので、気軽なレストランやビストロでよく見かける人気かつ定番の前菜です。
これ、アントレなのですが、立派に一品料理としてこれで食事を終えても良さそうなボリューム・・・
もっと軽めかと思ったんですけどね。
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メインは鯛のクリームソース。
上左が鯛のフィレで、クシ切りレモンが乗っているのはズッキーニのグラタン。 これは家でもよく作ります。
右手前は、根セロリ、ニンジン細切りにシューロマネスコ。 お野菜の蒸し煮。

これだけ平らげれば十分でしょうに、調子付いていた私達、最初っからデザートも注文しておいたので、
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「Efeuill1e de poire au chocolatエフゥイエ・ドゥ・ポワール・オ・ショコラ」
多少歯ごたえが残るかな、というギリギリラインの柔らかさの洋梨のコンポートのショコラがけ。 ショコラは勿論温めて溶かしたショコラです。

気軽なイタリアンレストランなのですが、トゥールにしてはちょっと洒落たプレゼンテーションを心がけている風で、一等地じゃないものの意外に人気のお店なんです。

これだけ平らげて胃袋のどこに隙間が残っているんだか? と我ながら思うも、食後のカフェは欠かせず。
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この後ブラブラとウィンドウショッピングに出かけ、まだ午後半ばだけれど暑くなってきたから家に行こうか、それともカフェのテラスに寄り道するかと迷いつつ歩いていたら、別な友人から「もしかして街ぶらついていない? 近くに居るなら服を見立てて欲しいから来てくれない?」と、折しも丁度前を通りかかったギャルリーの中のお店に居るというので合流し、彼女のショッピングを口実に、ブラブラ歩きとショッピングとカフェでの長話全てを網羅して、丸一日外で過ごしてきたのでした。

さすがに夕食は大分軽めにしました。
お腹にどっしり! というようなお料理じゃなかったけれど、出されたものは美味しければ自動的に全部食べてしまう私。 勿体無いとかケチな性格というわけではないけれど、どうも昔から女の子らしく(もう〝子〟なんて言えませんが)「うわ~ん、お腹いっぱいでもう食べられな~い」なんて、お皿の端っこをつついただけで匙を投げる、なんてことができない性分でして・・・
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by mmetomato | 2009-08-11 05:39 | トゥール Tours
マルシェ:旬を味わう


「アリコ:Haricots」とは、仏語でインゲンのこと。
アリコ・ヴェール(Haricots verts、直訳すると緑のインゲン)と呼ばれる鞘インゲンは6月辺りには旬を迎え、地元産が山積みになってマルシェに居場所を得ます。

真夏を迎えて8月にもなると出てくるのが、それが育ったフレッシュインゲン豆の山がマルシェの夏野菜に加わります。
鞘が白っぽいもの、黄色から黄緑、お豆も白や紫交じり、丸っこかったり長かったり、いくつか種類があります。

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白いんげん豆と緑色のフラジオレット(仏:Frageoletフラジョレ)は、乾燥豆や缶詰が人気で家庭料理として様々に親しまれていますが、真夏のピーク過ぎから秋口迄の、季節ならではのフレッシュ豆も大人気。

今回買ってきたのは「Micheletsミシュレ」。

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毎年楽しんでいるものの、夏に入ってからトゥールを留守にしっぱなしだったのでマルシェも殆ど楽しんでおらず、やっと今年の初物を入手してきました。

日曜のランチの準備の合間にささっと鞘を外してお豆だけ取り出して、一緒に買って来た鞘インゲン豆、ズッキーニ等と共にたっぷり一掴み強をお鍋に放り込んで、目下南フランスのあちこちで親しまれる「スープ・オ・ピストゥSoupe au pistou」を仕込んでいます。

毎年夏に幾度も味わう、お野菜たっぷりのスープ。

ほっくりしたこの白いんげん豆、1キロ(鞘付で計量)買った残り半分を明日のアントレ用のサラダにして、最後の残りは何にしようかしら・・・
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by mmetomato | 2009-08-10 00:27 | 食材
パリ・デザイン


Made in France かどうかは全く不明ながら、パリのアパルトマンで出会った奇妙な電球。

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住んでいる人たち、外国人もひっくりめてパリ人達にとっては何かと住宅難なのは全国のみならず国外にまで知れ渡っているけれど、やっとこ長期賃貸にこぎつけると、皆さんせっせとお家のデコレーションに着手する傾向にあり、
とはいえ田舎に比べてスペースがないパリだけに、特別なデコレーションを加えるよりもちょっとした小物でデコを楽しむ人も多く、こういうキッチュなものも沢山。

ちょこっと取り入れると、うっかりしていると気づかない程度だったりして、よくよく見て発見するのも楽しいものです。

でもこれ、電球に直にヒラヒラしたプラスティックを貼り付けてあるようなので、電球の寿命が来たらなくなっちゃうんでしょうかね。
その辺が不可思議。
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by mmetomato | 2009-08-09 17:20 | パリ Paris
この時期のマルシェといえば


トマトが好きだからTOMATOと名乗ってるわけではないながら、「美味しいトマト」は大好き。 というのも妙なものかしら。「好きだから美味しい」のか、「美味しいか好き」なのか・・・

遅ればせながら、一応サイト(http://www.franco-japonais.com/tomato/)復活しつつあります。 ひとまずトップページにはアクセスできるようになりました。

さて、そのトマトが目当てでトゥールに戻るのを心待ちにしていたようなもの。 早速馴染みのマルシェで調達してきて、お昼ご飯にたっぷり堪能しました。
ちなみに私、トゥールでは殆ど自宅で仕事しているので、そうそう食事の準備に時間はかけられないながらも、昼夜共に時間さえあればきちんとご飯を作っています。

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これらが、お目当てのトマトたち。 1粒300から400grほどの大粒トマト、古い品種。
小粒で赤いトマト臭いトマトも好きながら(近頃めっきり見かけなくなりましたけれど)、真夏にはジューシーで果肉も皮も柔らかくしっかりと木で熟したこうしたトマトがあればもうお肉もお魚もいらない! という位、いくらでもお料理ヴァリエーションを楽しめ、かつ楽しんでいます。

毎年恒例で恐らく最も出番が多いのが、次。

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ヘタと芯だけ取って、暇があればお湯に浸さずともツルンと剥ける皮をむいて、或いはそのまま輪切りかクシ切りにしてお皿に並べ、ハーブをとお塩を散らしてオリーヴ湯をさらっとかけるだけだったり、チーズを併せたり。

メインプレートが他にあればアントレにしてもよし、これをメインにしてしまってもよし。
今日のランチは、近郊の知人農家から頂いた、畑を走り回る鶏のフレッシュな卵がどっさりあったのと、目下30度超えの熱さなのでシンプルに卵料理(目玉焼きですが)をメインに、上のグリーンと赤(唐辛子形の)のトマト&フレッシュシェーヴルのサラダ、タブレにパン。

シェーヴルとはヤギのこと(厳密には雌ヤギ:Chèvre)も示しますが、ここでは山羊チーズのこと。 トゥール界隈は産地なので、マルシェには、1晩水切りしただけのフレッシュから4~5週間程度熟成させたものまで、色々並びます。

山羊チーズは、春から秋までが旬。

タブレはクスクス(粒)のサラダ。
写真はありませんが、夕べのうちにあらかた用意しておいて、今朝ちょっと仕事を抜け出してマルシェでトマトと一緒に調達してきたハーブを刻んで加えて。

作り手さんが直に売りに来る、そんなマルシェに恵まれているのが、トゥールの最大の利点というか嬉しいところなので、パリより暑いし近頃えらく治安が悪化しているものの(トゥールの治安悪化&パリの治安良化と反比例しているのでここの悪化が顕著に見える)、パリのくたびれた野菜を見るのにうんざりしてトゥールに戻ると、どうしても忙しかろうが断じて「マルシェへ行かねば!」と意欲満々になるものでして。

それだけに今年の私には初物の地元産トマトたちのなんとも美味しいこと!

今夜は、赤いトマトでガスパチョを作ろうと、ランチの準備の合間にちょちょっと下ごしらえしてあります。
夜ミキサーにかければすぐ食べられるように。
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by mmetomato | 2009-08-06 21:11 | 料理
旬真っ盛り:メロン


気がつけばメロンが旬真っ盛り。
目下ちょろっとトゥールに戻っていますが、この辺りでは辺りに農家が沢山あるので「旬のものだけ」で楽々生き延びられるくらい種類豊富で質も良ければ当然味わいも良く、そういう土地暮らしに慣れた身には、パリでの食材調達はお惣菜屋とパン屋を除いては、どこか「渋々選ぶ」ことになってしまうものでして。

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上が、全国的によく見かける人気品種。国産とモロッコやスペイン産が主流で、モロッコ産が意外に悪くない上やたら安かったりします。 もの凄い大量生産を低コストで実現しているから。

毎年、8月いっぱいにせいぜい4つ5つ買えばもう十分、という程度にしか好まないフルーツなので、ざっと観ると確実に質の悪い野菜率高いパリで、メロンが並んでいるのをさら~りと無視しっぱなしだったのですが、ひょんなことで初物を味わって、単身赴任中食事はまだしもデザートまで作る気が起こらず、その後立て続けに連日メロンをデザートにしていました。

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翌日からヴァカンスに出かけるという同僚が、前日の午後から外で打ち合わせがあるのでとさっさとオフィスを出て行ったと思ったら、メトロの駅に着いた頃にメールが入り、
「TOMATO、冷蔵庫にランチの残りのメロン置いてきちゃったの。おやつに食べちゃっといて!」
なるメッセージを受けて冷蔵庫を覗いてみれば、切り分けたメロンが詰まった大き目のプラスティック容器が残されていて、おやつにするには多いので、持ってかえって夕食のアントレ&デザートに。

ちなみに日本ではメロンはデザートですが、往々にしてフランス人にとっては「アントレ」、つまりお食事のスターター、前菜として食べます。
ハムを添えたり巻いたり、メロン単品そのままだったり。
デザートにすると言うと、変な目で見る人もいるくらい。

残り物メロンのお片づけを頼まれたのがきっかけで、暑かったこともあって今年ちょっとメロンを見直しましてね。
上はラグビーボール形の皮が緑のかなり大きなもの。ラグビーボール型の日本で売っている小さなスイカくらいのサイズです。

味は大味めながらも甘くてジューシー。 微かに、「ああ、メロンってキュウリの親戚なのよね」と思う風味もあり。
普段まず買わない、地元産じゃないものなので、どうせパリでろくでもない野菜(※1)を買うんだったら、と、滞在先の近くのスーパーマーケットで買ってきたものです。

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更に調子付いてもう1個、こちらはマスクメロンのような細かいライン入りの明るめの薄茶からややイエローがかった、一番最初のよりも小さめのもの。
切り分けて冷蔵庫へ入れるつもりで、常温のものをつまみ食いした時に、洋ナシのラ・フランスを連想させる(フランスでよく見るウィリアムスにも)風味がほのかにあって、
「おお、これは初めて」
と喜んでいたのに、冷やしたためか切り分けたために風味が変わってしまったのか、翌日のランチの際には、洋梨風味は消えてしまっていました。

丁度メロンづいていた頃に、たまたまTVでメロンに関するルポルタージュをしているのを見かけ、どこの町やらメロンが好物のシェフによる「メロン尽くしのメニュー(コース料理)」を提供しているレストランがあるのだそう。

せいぜいソテーかポタージュ位しか思いつかないから、と興味津々に眺めたものの、やっぱりソテー(ありがちにフォアグラと共に)がクローズアップされていて、さして参考にならず・・・ 残念。

ちょっと前にマルシェで教わったレシピを転用した、イチジクのバルサミコソテーをメロンで作ってみるかな、と思っています。


※1:パリの野菜は100パーセントろくでもない、というわけではありません。
近郊で作ったものを売りに来るマルシェもちらほらあります。
でも、そうそう都合よく買いたい日に欲しいものを近所で買えるわけでないのと、ほうれん草一袋買うのにわざわざメトロで8駅も先まで行くのも億劫だわ なんて怠け心もありで、小さな街で月曜を除いて毎日歩いて行ける場所に市が立つ、そういう点では恵まれた環境から来た身のささやかな嘆き。
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by mmetomato | 2009-08-03 07:09 | デザート