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パリのイメージ

先月だったか今月に入ってからだったかな、とあるパリジェンヌと電話で話しながら、各々同時に眺めていたウェブサイトで見つけて意見一致したのは、次のような写真を前にしてのことでした。



その時見ていたウェブページの写真は、プロによるものだったのでもっと美しかったものの、写っているものはほぼ一緒。

煙突が林立した、屋根の眺め。

「これぞパリ! って感じよね〜」
と共に呟いたのを、たまたま日中家に戻っていて聞き付けた相棒、興味津々に後ろから覗き込んで眺めて首を傾げてみせた後、電話を終えた途端、
「誰と話してた? 何がパリのイメージだって?」
「コレ!(とモニタの写真を見せると)」
「はぁ? 普通、エッフェル塔とかシャンゼリゼとか、コンコルド広場! とか言うんじゃないの?」



アルドワーズと呼ばれるブルーグレーのスレート石葺き屋根ばかりのトゥーレーヌとは違う、トタン張りのような屋根も、私にとってはやはりこの街のイメージ。
今後次々載せる写真をご覧になれば分かる通り、毎度まるで明後日な方ばっかり見て歩くパリだからでしょうと思っていたのだけれど、意外な所で同じ意見に出会して、嬉しかった偶然でした。


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by mmetomato | 2008-08-31 04:20 | パリ Paris
眺望と八百屋:モンマルトルの丘その2


昨日のサクレ・クール寺院の足下からは、180度のパリの眺望が楽しめます。
きっと数多いであろうエッフェルタワーに昇ったことのある人にしてみれば、「ふふん、そんなものエッフェル塔には劣るわよ」と言うかもしれないけれど、私、昇ったことがないどころか触れるほど近づいたことすら過去1度のみなので、また、ナントカと煙に負けず劣らずに高い所が大好きなので、この程度でもうゴッキゲン。



写真にすると小さくても、実際にこの場に出向けば、ノートルダムもボブール(ポンピドゥーセンター)も一目瞭然。



エッフェル塔はもっと西の方(上の写真で言うともっと右の方)なので写っていませんが、勿論この辺りからも見られます。
ちょこっと面白いことになっていたので、その辺りはまた後日載せましょう。



そして、映画「アメリ」で一躍有名になった八百屋さん。
お笑い界の人気者(私は好きじゃないんですけど)、ジャメル・ドゥブーズ Jamel Debbouze がお野菜や缶詰の宅配の合間に店番をしたり、お野菜の棚の裏側で眠りこけたりしていたのがここです。
ドイツだかオランダだかのミニグループが、こぞってカメラを向けていました。 その合間を縫って私もぱちり。
滞在していたステュディオは、この間近だったんです。


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by mmetomato | 2008-08-30 06:14 | パリ Paris
モンマルトルの丘にて:その1

やっと、観光的写真。
いわずもがなのサクレ・クール寺院 L'Église Sacré Coeur。
この屋根を見ると、ヒマラヤ杉の松ぼっくり・・・杉だから「杉ぼっくり」? ともかくその木の若い実を思わずにはいられない。



この辺り、きっとウジャウジャ居るだろうと思って楽しみに出かけたところ、驚く程日本人観光客の姿が見られなくて、その点では今回一番拍子抜けした場所でした。
日本人観光客がいっぱい! という環境って、トゥールじゃあまり見られないので、ちょっとワクワクしていたのに。
変な所で物知りな相棒に、帰宅してそう話したところ彼曰く、
「何年前の話だったか、Sacré Coeurは日本人に凄まじい人気で、それを狙う犯罪(しょせんピックポケット程度)が多いからって、ツアー会社がザッパリ切り捨てた地区だって聞いた事があるよ」
だそうで。

エッフェル塔界隈に比べると、観光客目当てにチープなミニチュア模型やばらっと連なった時代遅れのポストカードを売りつけようとするようなのは少ないし、妙に友好的な外国人観光客が大半で、全然危ない気配はありませんでしたけどね。
ちょろっと中国だか韓国だかの個人旅行者らしき姿は見かけました。



上は、多分、映画「アメリ」にも登場していたような気がするメリーゴーランド。
出て来なかったかな。 2度ほど見た筈なのだけど、あまり好きな映画じゃなくて・・・

でも、後日その映画で一躍スターとなった某所に触れます。

ちなみに朝は結構人が少なくて、ゆったり写真を撮りたいなら結構お勧め。
8〜9時頃に出歩くと良さそうです。
一番上の写真は確か、仕事前に散歩した朝撮影だった筈。


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by mmetomato | 2008-08-29 04:13
階段の町 Le quartier des escaliers


トゥールからパリへは、特急で1時間、鈍行で2時間半〜3時間。
今回の滞在先は、昨日書いた通り去年迄のバスティーユ界隈の高級地じゃなくて、モンマルトルののどかな住宅地でした。

モンマルトルと言って想い浮かべるものって、人によっていくつかに別れるかと思います。
サクレ・クール寺院 L'Église Sacré Coeur、画家 les peintres、やたらにヒットした映画「アメリ」Le fabuleux déstin d'Amélie Poulin・・・
だけど私には、何はさておき「階段」。



サクレ・クールからパリを見渡せる通り(その辺の写真も後に出て来ます)高台にあるため、この地区にはそこら中に階段があります。
人工的なものながらも緑も多くて、なかなか絵になるスポットが多く、階段に腰掛けてのほほんと辺りを眺める人が居るかと思えば、ステレオタイプ的構図に長い階段の足下で画家がスケッチブックやキャンバスを立てかけて筆や鉛筆をせっせと動かしていたり。



お上りサンの典型みたいな私、あっちの階段を昇ってそっちの階段を下りて、坂道をちょっと昇って角を曲がったら、また最初の階段が目の前に伸びていて「あれ?」なんて言いながら、夕方帰宅してからちょこちょこと歩き回っていました。
週末にはほぼ地理間が掴めた気がしたけれど、いやはやちっちゃな道が沢山あって、小さな地図じゃサッパリ分からない(私かなりの方向音痴)とボヤきつつ、知らない町での私のちょっとした楽しみ、「とりあえず滅茶苦茶に歩いて帰路を見つけ出すゲーム」を散々繰り広げていました。



こうした階段は、新旧フランス映画に多数登場するので、そのうち丸一週間何の予定も入れずに滞在して、そんなシーンをかきあつめて片っ端から写真にしてみたいと思っています。
いつになるやらはさておき。


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by mmetomato | 2008-08-27 15:58 | パリ Paris
やっぱり、パリ。


少々くたびれております。



元気たっぷりでも出ますけどね、昔懐かしいオヤジギャグ的ひねりのないフレーズ。
そういうのを一人しょぼっと呟き始めるのは、正しくくたびれている証拠だな とは、つい最近の相棒の着目。
反論出来ないところがまた情けない。



出張で、遊ぶ暇は殆ど無かったものの、週末だけは楽しんできました。

アジア系多し! と目論んで、同じ調子で今回はがっちり観光するつもりだったのに、意外にも日本人観光客があまり見当たらなくてちょっと拍子抜け。
それでも、写真だけは沢山撮って来ました。

週中一緒に居たパリジェンヌに、「田舎から出て来るとそういうのが面白いの?」と呆れと冷やかし混じりの眼を向けられつつ。
週末何していたかは、幸い尋ねられなかったので、彼女には知らせていません。
折角「今」に面白いものがある街で、わざわざ「5〜6世紀前の名残を追いかけていました!」なんて、白状し辛くて・・・

追々それら、この場に登場予定です。

ちなみに上のエッフェル塔は、今回(ほぼ毎度だけど)エッフェル塔など遥か遠〜くからしか見なかった為、ご覧の通りポストカードのみ。
去年迄滞在していたアパートは、去年限りで売り払ってしまったので、今回は知人のつてで短期貸しの不動産屋(こちら http://www.private-homes.com日本語はコチラ)にお世話になって。
(ただし私が滞在したのは、1人かつ殆ど宿泊先で過ごさないのが初めから分かっていた上、一人だと外で食事したくない為、キッチン付の小さなステュディオ。サイトにあるようなポエティックだったりロマンティックだったりのアパートやB&Bに比べるとシンプルな所です。 立地は抜群でしたけど)


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by mmetomato | 2008-08-26 07:14 | パリ Paris
Chambre d'hôte つづき


現役リタイアした、でもアクティヴな、いわゆる(近頃の用語を用いるなら)「アクティヴなシニア」が6年程前からやっているこのお宿は、トゥールには数少ない恐らく最高の立地のシャンブル・ドート。



駅から歩けるし(ただし大荷物を引きずって歩くなら、「近くですいません」とタクシーに乗った方が良いかも)、語学学校CLE(Site Web)の目の前、何より市内の観光地の小さな穴場の広場に面し、カフェ&レストラン街も間近なので食べるにも遊ぶにも困らないし、その辺の、星があるんだかないんだか分からないような小さなホテルより遥かに便利な位置づけなので、なるほどヨーロピアン観光客に人気だというオーナーの話も充分納得が行きます。

ついでに書き添えると、先日のトゥール名物「ニンニク&バジル祭り」開催地の真っただ中でもあります。

しかも、話に気を取られて写して来るのを忘れましたが、窓からの眺めがまた圧巻で、トゥールが誇る、そしてカトリック界でも人気者のサン・マルタン(聖マルティヌス)が眠るとされるサン・マルタン・バジリカ教会(La Basilique St.Martin)が押し寄せて来そうに間近に見られて、市内の名所は網羅したつもりの私も「おおっ」と唸ったくらい。
お客さんを迎える前でお部屋を準備したばかりの所に伺ったので、お部屋からバスルーム迄案内して下さったマダムが、
「この部屋の名はシャルルマーニュ、シャルルマーニュの塔が間近に見られるから。 こちらのお部屋の名は3つの塔、ここからね(と窓を開けてお部屋付属の小さなプライヴェートテラスに出て)、サン・マルタン、時計塔、シャルルマーニュの塔と3つが一度に見られるでしょう?」
と言うのもナルホド!



17世紀のお家で、元々は2つのアパートとして賃貸していたのを丁寧に改装してデコレーションして2つのシャンブル・ドートとしたので、それぞれのお部屋にダブルベッド1つと専用バスルームないしシャワールーム(小さい方の部屋はシャワー、大きい方の部屋は広いバスルームにバスタブ)が付いています。
先日のベッドはシックで清潔で落ち着いた内装に広々したスペースの大きい方のお部屋、今日のベッドはこぢんまりしたもう一つのお部屋。



お部屋それぞれを覗かせて頂いた際、どうにも気になった各部屋にある小さな白い階段がありまして、そちらも覗かせて頂いたところ・・・
基本的には2人迄のお部屋ながら、各々の部屋の階段を上がると、3人目が使える屋根裏のベッドが用意されているんです。
「上のベッドは年配者と身体の大きな人には向かないけどね」
とマダムが言っていた通り、屈んで上がったものの、一旦上がってしまえば、昔木の上に作った「トムソーヤごっこ」にも通じる「ワタシだけのスペース」気分。
しとしと雨降りの日に、ここだけ借りて1日とっぷり読書に浸ったり書き物に没頭するのに丁度良い! なんて狂喜して叫びそうになって、「否、きっと手間ひまかけて改装してデコレーションを施した下のメインのお部屋を無視してこっちに飛びついたりしたら失礼だわ」と寸でのところで留まりましたが。
街のど真ん中で無かったら、綺麗な星空を楽しめそうな天窓もあって、小さな小さな「穴場」気分に浸れそう。
よっぽどの高所恐怖症サンには、階段を降りる際ちょっと怖いかもしれないのでお勧め出来ませんが、ちっちゃなスペースに潜り込むのが好きな人にはたまらない雰囲気。

木組み剥き出し&漆喰の屋根の裏側は、旧市街の古いお家ならではの内装で、屋根裏部分だけでなく、他の写真にも写っている通り、下のお部屋でも見られますし、この界隈のレストランなどでもよく見られるスタイル。
以前ディジョンの街に到着してすぐ乗ったタクシーの運転手さんがわざわざ指定して「僕はね、よくここディジョンとトゥールを比較するんだよ」と言っていた通り、他の街にも見られますが。



最後に、オーナーさんとの共有スペースの一つで、今の時期と〜っても気持ち良いテラス。
1階にあります。 ええと、つまり日本で言う2階に。
私がお邪魔して一番最初に迎えて頂いたのも、その後お部屋を案内して頂いて、上の大きいお部屋専用ミニテラスのグリーンの水やりをしていたムッシュも合流してしばしお話したのもこのテラスでした。

暖かくなる頃から夏は、ここで朝食を楽しめるそうです。
冬やお天気の悪い日は、勿論屋内のテーブルが用意されていて、その他お客さんの希望次第ではお部屋の前に朝食を届けてくれるそうです。
いわゆるルームサーヴィスね。

最後に。
訪れたのはあくまでも個人的な興味でのことなので、ここをご覧になって興味を持たれた方がいらしても、私は問い合わせや予約の仲介はできません。
そういう目的の掲載でもそういう職業でもありませんし、質問ばっかり伝えて結局予約が行かなかったら、単なる好意でお手伝いしても気分が悪いから。
代わりに、日本語が通じるその道のプロに情報を伝えたので、近々そちらを介して日本語でのやりとりが可能になることと思います。 日本語連絡が可能になった際は通知をもらえるよう頼んであるので、届き次第連絡先をこのブログに明記します。
殆どいきなり訪問させて頂いたお礼のつもりで、そのくらいは礼儀として伝達(宣伝?)するつもりですので。
どうしても今すぐ連絡を取る必要があるの! という方は、ゲストブックにメッセージを残して頂ければ、どこへ連絡すれば良いかお知らせします。 それで良ければどうぞ遠慮なく知らせて下さい。 私のヴァカンス中でなけばすぐお返事しますので。


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by mmetomato | 2008-08-16 17:12 | トゥール Tours
仏人のお宅訪問・初公開


前々からやりたいと思っていた企画、「フランス人のお宅訪問」。
やっと実現しました。



というわけで、いきなり寝室から。
実はね、話には裏がありまして、その辺にいるフランス人に「あの〜ちょっと、お宅を尋ねて写真撮らせて頂けません?」なんて言うのもナンだし、友人・知人宅を当たるのも皆色々事情あって渋い顔するし(不特定多数の眼にさらしたら泥棒を招かない?なんて心配とかね、ゴージャスなお宅ほど色々あるんですよ)、お招きに預かれば喜んで家中案内して見せてくれても、写真を撮るのも快く応じてくれたとしても、それをネット上で公開するのはプライヴェートなスペースだけにそこまで歓迎する人って、あまり居ないものでして。

勿論、案はまだ捨ててはいません。
だって、素敵なお家が沢山あるんですもの。 殊にブルジョワ&プティ・ブルジョワの多いこの辺り、外から見れば大して眼を引かない普通極まりない家でも、一歩中へ入れば「うわ〜っ!」と感嘆のため息をつくようなお宅が。
そのうち細々と実現させたいと思っています。
よそのお宅のインテリアって、自宅の改装や模様替えに役立ちますもんね。
そして何より、お宅訪問ってと〜っても楽しいし。

ひとまず今回訪れたのは、普通のお宅でも話によってはOKしてくれそうだからとお願いしてみたシャンブル・ドートChambre d'hôte。 いわゆるB&Bの類です。
B&B(ビーアンドビー)というのはイギリスの「ベッド・アンド・ブレックファスト」、シャンブル・ドート/シャンブル・ドットというのは、そのフランス版。
オーナー自身も住んでいるお宅の、1つないし複数のお部屋を借りる宿泊形態で、フランス国内あちこちにもの凄く沢山存在し、フランス人含めヨーロピアンの間ではホテルに負けないくらいにポピュラーで、恐らくホテルよりも人気が高いのだろうと思います。
先日も、パリに居るフランス人が、同じくパリに居る知人(仏人)を介してわざわざ私宛に「トゥール界隈にオススメのシャンブル・ドートはない?」なんてメールが届いたくらいですから。

借りると言っても、お部屋の鍵と共に建物入り口の鍵も渡してもらえるので、ホテルのように自由に使うことが出来ます。
ホテルと違うのは、サロンや朝食を取る食卓がオーナーと共有な点(そうじゃない所もありますけど)。 そして、オーナーとお客さんとの信頼関係がベースにあって、お互いにそれを尊重し合うこと。
オーナーにしてみれば自宅に招き入れるわけですから、当然ですよね。
ま、大多数の日本人観光客のモラルをもってすればまず問題は起こらない筈。 盗み癖ある人達じゃありませんから。 ね?

ホームステイと違うのは、基本的に夕ご飯が付かない点と、オーナーが手取り足取り面倒見たり介入したりしない点。 もっとも、ホストファミリーも週末以外はあまりべったり一緒に過ごすものじゃないので、過ごし方としてはちょっと近いと言えるかな。
また、フランスのホテルは宿泊料金だけ(プラス宿泊税)で朝食は別料金なのが一般的ですが、シャンブル・ドートの殆どは朝食込の宿泊料を提示し、朝食に凝る所が多々見られます。 凝ると言っても朝からてんこ盛りの郷土料理を並べるんじゃなくて、手作りジャムだったり(折しもここのオーナーさんもご自慢の模様)、オーナーが凝っているから「家のショコラ(ココア)はサイコーなのダ」だったり、地元名物のパンやブリオッシュを提供したり、土地色やオーナーの個性を反映させる、といった程度ではありますが、全国共通みたいなホテルに比べるとハートのあるプティ・デジュネ(朝ご飯)にありつけることが多いです。 コレ、私の経験談。

長くなったので、続きは日を改めて。


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by mmetomato | 2008-08-14 06:07 | トゥール Tours
水車屋敷


少々間が空きましたが、先月の田舎のお家シリーズの続きに戻ります。
水車小屋を併設する農家だった所なので、今も残る水車。 水が豊かなのは、その為です。



というか、水が豊かだからここに水車小屋が建てられたのね。
上のお家の手前に広がる運河の端っこにある緑の小舟(プランタ代わりに浮かべてあって、色鮮やかなベゴニアだかゼラニウムだかがあしらわれている)のすぐ裏側が水門。



「ここ最近掃除していないんだけどね」
と言いながらも、今もきちんと機能するんだと水門を開けてみれば、なるほど確かに、もの凄い勢いで水が水車へと注がれる小さな水路を先急ぎ・・・



窓の向こうに覗いているのが、その水車。
修復途中なため骨組みだけで横板が無いので、水を注ぎ込んでも今は回らないんですけどね。



徒歩で辿ると10分程かしら、運河の向こうには3つ目の湖が広がり、水鳥が日なたの草地に上がって毛づくろいしたり湖面を滑ったり、なんとものどかな風景が広がっています。


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by mmetomato | 2008-08-10 16:21 | 近郊
真夏の週末、ロワールのほとりにて


お天気に恵まれた週末、セーヌ川沿いの「Paris Plage パリ・プラージュ (*1)」じゃないけれど、夏の間カフェのテラスが設置され、冬には水かさが増して水没することもある遊歩道を行き交う人々で賑わって居心地良さそうだったので、夕刻のひと時をのんびり過ごして来ました。

冬は冬で趣があるけれど、やっぱり真夏、しかも大学がお休みで集う人々の顔ぶれもちょっと違う7〜8月のトゥールのロワール沿いは大分のんびりした雰囲気。


ここに住んでいながら普段あまり市内をウロウロすることがないのは私のみならず。
久しぶりだわね、なんて言いながらここ数年でちょっと景観が変わった辺りを見渡してベンチに陣取った目の前に、何やら人で賑わう船発見。
パリ市内のセーヌ沿い多数、ロワール沿いにも場所によってはよく見られるペニッシュPeniche(長い船)を改造して住まいにしたりカフェのテラスを作ったりしたものかな?と近づいてみたら、どうやら観光船の模様。
ややもして岸を離れたと思ったら。


なんだか凄い勢いで下流へ下って行きました。

日除けがないから炎天下ではちょっと厳しいかもしれないけれど、陽射しさえ苦手でなければ、水の上を滑る船って気持ち良いんですよね。
川沿いよりも涼しくて。
「ね〜ね〜、仲間達集めて一隻借り切っちゃうってのはどお?」
「いいかも!」
なんて突如沸いた案にエキサイトしながら、やがて見えなくなった船のことなんてケロリと忘れて別な話に夢中になることおよそ30〜40分。



全然違う顔ぶれを乗せて&舵取りサンはすっかり若返って戻って来たのを見てギョッとする私達。

「お客さん、どこに放り出して来たわけ!?」
「帰りはタクシー?」
「船貸し切り案、廃止!」

我らが早とちり一群、その直後に下流に見つけたのは、小さな、でも結構パワフルらしいYAMAHAのモーターでシュターッと戻って来る先程の船でした・・・

10人程乗れるようなので、果たしてまんまと貸し切り状態に出来るだけのメンバーが揃うか分からないけれど、夏が終わる前に是非1度乗りに行こう!と目下気分だけは盛上がっています。



ただ、老若男女ならぬ「老若女々(老でもないけど)」の私達が、単に集ってご飯なりお茶なりを楽しむ、ということの他に、この夏中に計画していることといったら、
・月始めの日曜は無料開放される筈のミュージアムツアー(既に今月集合案失敗)
・特別暑く無い週末には、私をガイドに市内自力観光ツアー(私、プロでなければそういう業界にもおりません。たまたま仲間内で観光名所の話になってトゥールの見所&歴史に一番詳しいのが私と判明したまでのこと。地元生まれより、よそから来た身の方が色々知りたがるものなのよね)、
・ソローニュの養蜂所見学ツアー(ニンニク祭りに来ていた養蜂所の方に詳しい話を聞いてすっかりその気になって)
・得意料理持ち寄りパーティー(全員一気に持ち寄ると1週間分くらいの食料が集いそうなので、数回に分けて)
etc.etc.
集う毎に生じる新案に「そうしようそうしよう!」と二つ返事の一群なので、恐らく来年の夏になっても全てこなせていないことでしょう。
市内観光ツアーだけで確実に3週末くらい必要だし、「またご飯を食べに行こう!」計画もここ1週間日程調整のメールと電話が行き交うばかりでちっとも日が定まっていないし・・・


(* 1) Paris Plage パリ・プラージュは、パリのドゥラノエ市長が指揮を取ってかれこれ何年かしら、毎年7月半ばから8月半ば辺りまでパリ中心地のセーヌ川沿いの一角で催しているイヴェント。 川沿いの車道も通行止めにして砂浜(plage)を設置するものです。
この案は国内他の街だけでなく日本でも真似する町があるらしいので、ご存知な方は多いかと思いますが念のため。


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by mmetomato | 2008-08-02 18:22 | トゥール Tours