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「XXごっこ」かと・・・


朝出勤してみると、デスクのど真ん中にふわりと広がるピンクの薔薇。
誰かからのプレゼントかと大喜びで鼻を近づけて、強い香りにうっとりしていたら。



いつもちょっぴり遅刻して来る同僚が珍しく早く来ていて隣室から姿を現し、花束を抱えて喜ぶ私を見つけた途端。
「ああ〜ごめんね、これじゃ意地悪よね〜」

え、なに? もしかして昔日本で話題になっていた「お葬式ごっこ」?

私宛じゃなくて、個人的にお世話になったお礼にと別な仲間宛で、水に挿してホイと置いて出勤簿を覗きに出かけていたのだそうで。

でも、何かと人が集う位置にある私のデスクの前で、この日丸一日水に挿したこのバラが放つ強い香りを、1日たっぷり堪能しました。

勘違いさせて悪かったから明日持って来てあげる と言ってくれたけれど。
週末を挟んで、忘れられている可能性大だわ。

もう5月も末、なるほど今が旬なのね。

就業時間にデスク周りを片付けながらバラ談義に花が咲き、サイトにも掲載しているバラのシャーベット&凍らせずに飲み物の香りづけに使えるシロップのレシピを伝授したので、郊外住まいの数人、きっと週末にお庭のバラを収穫していることでしょう。


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by mmetomato | 2008-05-31 06:10 | Nature
気になるキ


今月初めから半ばにかけてのお天気の良い春の週末、市内でみかけた2つの木。

こんな木もあれば・・・


イタズラか、芸術か。
街外れの植え込みに見かけた、奇妙なムクゲの木。


三つ編み・・・


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by mmetomato | 2008-05-28 18:19 | トゥール Tours
南の島のおしえ

またもパイナップル、月初めに使ったのと同じ写真ですが、今日はとっておきの
「南の島秘伝のパイナップルの選び方」。



フランスにお住まいの方なら恐らく当然、そして日本ないし日仏外に住む方の中にもご存知な方は多いのではないかと思いますが、フランスには「海外県」というのがあります。 仏語で「DOM(ドム)」と呼ばれる、仏本土から大分離れたところにある、フランスの県。

この間、そんなDOMの一つであるアフリカ大陸に近いインド洋にある小さな島レユニオン出身の同僚と買い物に出かけ、一緒にパイナップルを選んでいたら。
色合いを見て選りすぐり、掴んだ手応えと鼻を頼りに更によくよく選ぼうとする私をよそに、ざっと山を眺めてからいくつか抱えたと思ったら、おもむろにパシッ、パシッと葉っぱを引っこ抜き始めるY嬢。
「あらぁ、葉っぱが落ちる程痛んでたの?」
なんて呑気な問いを向ける私を振り向いた彼女曰く、
「パイナップルの熟れ具合ってね、こうして葉っぱを引っこ抜いてみて(と言ってまた別な1つからパシッとむしり取って見せる)、簡単に抜けたら熟れてるってことなのよ」
だそう。

散々引っこ抜いて選び出し、次なるチョイスは隣に山積みになった特売のバナナ。
さすがにバナナの選び方にはコメントはありませんでしたが、次回からは私も、こっそり葉っぱを引っこ抜いてみよう、と思ったのでした。
今回は、したり顔で語った彼女に任せたところ、見事に食べごろ。
その後少々気温が下がったものの、暑いほどの初夏日和の真っただ中だったので、良いデザートになりました。


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by mmetomato | 2008-05-23 04:13 | 食材
オートミールで

名称は「Flapjacks フラップジャックス」。
イギリスのオートミールクッキー。



本当はこの倍又はもう少し厚めが主なのですが、調子に乗って生地を広げているうちに薄くなってしまい、いっそもっと薄焼きにしてしまえと5ミリ程のサクサク仕上げに・・・ というよりも、作ったのが夜遅かったので、さっさと焼き上げて眠りたかった、という目論見もアリ。

朝食&おやつ用です。



これを作った日の、ランチのデザート用に持って行ったモラセスとリンゴのケーキからモラセスの話になり、そこから発展したのが蜂蜜とゴールデンシロップで、ゴールデンシロップと言えば・・・ と、このフラップジャックを思い出した次第。
溶かしバターとゴールデンシロップ又はモラセス、無ければ蜂蜜を混ぜた所にオートミールを加えてワシャワシャと混ぜ、ドライフルーツやナッツを加えて平たくのして焼き上げただけの、とてもシンプルなお菓子です。

ココナッツを加えています。
お砂糖も少々。
ポテトマッシャーで生地をチョイチョイと押し固めて。
こんがり焼き色濃いめに仕上げたので、出来上がりの写真では茶色だけれど、モラセスを使ったため、焼く前の生地は緑茶(みどりちゃ)とでも言うのかしら、ちょっと妙な色をしています。

後日また作った時には、写真の時よりもバターは控えめにして、レーズンを加えたのと胡麻入りの2タイプに。
バター控えめだと噛みごたえある腹持ち良いおやつになります。


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by mmetomato | 2008-05-21 05:44 | デザート
またも、虹の向こうへ


週末、トゥールの街の上空に怪し気な空が広がるのを眺めつつ帰路に着いた夕方。
この辺りではお祝い事と言えばシャンパーニュ(シャンパン)よりもこっち! というくらい人気の高い発泡白ワイン「ヴーヴレ Vouvray」の産地を通り抜けていたら、トゥールの街がある辺りに真っ黒い雲がのしかかるのようにたちこめ始め、間もなくして遠目にも明らかな「落っこち行く雲」が広がり始めました。



上、向こうの方の左右で大雨が降っているのが見えるの、分かるかしら?



サマータイムに入って早2ヶ月近く、まだ昼間の明るさの筈の夕方7時頃。
なんだかドラマティックな空模様にワクワクしつつ、「こっちに日が出ていて向こうが夜みたいで、まるでマグリットの絵のようだわ!」なんて大喜びして車を道端に停めてカメラを向けること数回。



郊外ののどかな田園地帯で「あれ、道間違えた?」なんて右往左往しているうちに、すっかり雲に追いつかれ、でも、晴れ女気味の私は、「きっと帰る頃には虹でも出ているわよ」とボツボツ雨をくぐって北側から街へ戻ったところ、案の定、見事な虹が待ち構えていました。



しかもダブルで。



上は、街の入り口ではないけれど、ロワール川沿いで中心街の北側入り口を示すようにそびえる廃墟の教会サン・ジュリアン。
いつぞや雑記に書いた通り、虹を追いかけて追い越した筈が遠のかれたと地団駄していた時とは違い、駆け寄れる距離に虹の足下を見たのは初めてのこと。
向こう側には行かなかったけれど、別な道で更に遠のいた姿に出会しました。



翌月曜の朝一番、「いやぁ、週末は変な空だったよね」なんて口を尖らす皆の合間でこの虹を見た人は居ないかと声をかけたのだけれど、こういうのって見える範囲がかなり限られているんですよね。 時間も。

今年は元旦から七色に照らされ、何か良いことでも訪れたりしないかしらと思ってみるのだけれど・・・ 四ツ葉のクローバーを見つけることに運と使い果たしているような気がするのと一緒で、日常にはさしてドラマティックな喜びが訪れるでもなく、相変わらず虹を眺めて大喜びするに留まっています。

そういえば数日前に、日本からL'ARC EN CIEL(ファンならご存知かと思いますが、仏語で虹の意味)という名の日本のロック(?)グループがパリにコンサートをしにやって来たと、国営TVのニュースで報道していました。


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by mmetomato | 2008-05-20 06:22 | トゥール Tours
特売のパイナップルで


日本の友人達から、「GWに入りました」なんてメールが次々に届き、「ジェ・デュヴルヴェ(=GW)てナニ?」と首を傾げた後「ああゴールデンゥイークか!」と気付いた途端、まとまったお休みがあるのが羨ましく思えたのは、月初め間もなくのこと。
あるイベントの企画で大忙し、でもすっかり楽しんで取り組んでいたのと、前の週の木曜も祝日だったので、その1日だけで気分良くしていたあまりにケロリと忘れていましたが、私にもちゃんと5連休が待ち構えていました。

もう半分過ぎてしまったけれど、初日は8日の「Victoire 1945」。 日本は反対側で戦っていたので、まかり間違っても「Victroire ヴィクトワール(勝利)」なんてネーミングはあり得ない、いわばフランスの終戦記念日。
翌金曜は平日でも、土日月と3連休が待ち構える飛び石連休なので、私はオフィス自体が穴を埋めてお休みなため5連休。 忘れていたくらいなので、日曜に近くの知人宅に集って食事を挟んでの会合が予定されている他は、何の予定も入れていなかったところ、友人から「鮮度の良い野菜が安いお店を見つけたからいらっしゃい」と声がかかり、ガーデニングショップへ寄り道してから食料調達に午前中半日費やしたのが、連休初日でした。

そこで見つけたのが、パイナップル2個2ユーロという魅惑的なプロモーション。
朝だったのでまだ過ごし易かったものの、午後は気温上昇して夕方には夕立までやって来そうなお天気の良い祝日だけにトロピカルフルーツがピッタリ。
勿論、飛びついて選んできました。



時々ドサッと輸入されるらしく、ここ1年程、あちこちのお店で見かけるコスタリカ産の甘味の強いタイプです。 結構ハズレが無いので、見つけるとお値段次第ながらもよく買って来る品種。
さすがに普通サイズ2個じゃ多いかなと一度は躊躇して、友人に「1個いらない?」と提案してみたのに、
「先週買ったのがまだ1個残っているからいらない。ダイエットに効果的って言うわよ」
とそそのかす友。
「そうは言うけどね・・・ デザートにするから期待できないのよ」と私。



こちらが、早速作ったデザート「Crème d'ananas クレーム・ダナナッス」、直訳するとパイナップルのクリーム。
パイナップ入りのカスタードクリームのようなデザートです。

カリブ海&インド洋のクレオール風に、シナモン、スターアニス、ヴァニラで香り付けし、パイナップル丸ごと1つたっぷり使って。
脂は加えないので、焼き菓子よりはカロリーは低いけれど・・・
お砂糖が入るので、友人に口答えした通り、ダイエットを意識したレシピではありません。

もう一つのパイナップルは、



同じくクレオール風のライスサラダに(写真は今回撮らなかったので、上は去年撮影分&去年このページに掲載したのと同じ)。
カニ缶を使うのが一番だけれど、お値段に譲ってスュリミ Surimi こと、カニかま、レモン、ココナッツミルクの香りでサッパリと仕上げる夏向きのサラダです。
レシピはサイトの方に加えましたので、興味ある方はそちらへどうぞ。 「欧米料理:お野菜」の「サラダ」の欄にあります。

ただし今回は、作り始めてからココナッツミルクの買い置きがないことに気付き、代わりにココナッツファインを加えています。
夏近づくと、ピリリと辛いカレーもしかり、暖かい国の食べ物が美味しいのよね。


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by mmetomato | 2008-05-11 16:22 | 料理
アーティーチョーク、Step-by-step


知っている人には当然、何のミステリーもないけれど、食べ方を知らないと不可思議に見える食材の一つ、アーティーチョーク。
地中海原産のアザミの一種で、欧米ではポピュラーなお野菜です。



食べたことが無くても、写真迄含めれば、見た事ならあるという人はきっと多い筈。
食用になるアザミの類にはいくつも種類があって、お野菜のアーティーチョークと言っても、これまた小振り大振り、グリーン&紫がかったもの、色々あります。
中でもこの辺りの一般家庭で一番ポピュラーなのが(人気品種は地方や国によって違います)、ソフトボール大からハンドボール大弱くらいの大粒のつぼみ。
仏語では「アルティショ Artichaut」と呼びます。

初めて欧米に住み始めた人からよく質問が届くので、今日は、アーティーチョークの食べ方を、順を追って紹介します。

まずは購入時の選び方。
(大きなのに限った話で、小振りの物については最後にちょっと触れています)
花びらのように見えるのはガク。 幾重にも重なるガクが密で張りがあり、あまり開いておらず持ち重りがして茎が太いのを選びます。 傷がつくとその部分が黒ずむので、一見してちょっと痛んでいるようでも、表面だけの小さなかすり傷ならさほど気にしなくても大丈夫。 ふにゃふにゃした部分があるのは恐らく中で腐敗しているので避けましょう。
その他は、虫がかじったような変な穴がないかどうか、値札の串を刺した跡があるのは避けるなど、普段のお野菜選びと注意点は大差ありません。

良い粒を選んで来たら、丁寧に洗います。
私は、万が一中に小虫が潜り込んでいた時のためにお酢少々を垂らしたお水に10分程浸してから、蛇口の冷水の下に蕾み上部をかざして水を注ぎ、最後に逆さにして貯めたお水の中でシャブシャブと洗ってから、ザルに逆さに並べて水切りします。
お酢で虫よけするのは、サラダ菜によくくっついているアブラムシ対策にも効果抜群。 ただしお酢を入れすぎると葉が焼けてしまうので注意が必要。

たっぷりのお湯を湧かし、人によってはこのお湯にレモン汁を少々入れますが、私はお塩を散らすだけで茹で始めます。
茹で始める前に、蕾みの根元ちょっと下の茎に、ナイフでグルリ1周り切り込みを入れて、切り込みから下の太い茎をパッキリと手で折り取ります。 「切るんじゃなくて折る」のは、若い蕾みならさほどのことはありませんが、蕾みの根元に潜り込んでいる繊維を茎と一緒に抜き取るためです。

茹でるステップについては、とっぷり浸る深い鍋ながかったら、半分強浸る鍋を選び、フタをして茹で、途中で裏返して茹でても大丈夫。
時間はサイズによります。
茹で加減の確認は、茎の切り口から中心に竹串等を刺してみて、中まで抵抗無くストンと刺されば大丈夫。
お湯から引き上げて、しっかり水切りして好みの温度まで冷まします。 すっかり冷ましてしまっても美味しいので、早めに準備しておいてもOK。
茹でると色が少し黒ずみます。

この後、ガクを全て取り除いて「アーティーチョークの芯(心):Coeur d'artichaut」と呼ばれる真ん中だけを食材として使っても良いのですが、大粒の食べ方が今日の主旨なので、最も原始的な食べ方を以下に。

続きはこちら
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by mmetomato | 2008-05-10 18:08 | 食材
ボケリンゴのお片づけ


タルトを作ろうとリンゴを1キロ程買って来たは良いけれど、他のお菓子に浮気していて10日近く経過してしまい、一つむいてみたら少々ボケ始めていたので、大急ぎで使わねばと、いくつか作っていたリンゴのお菓子の一つがこちら。



立ち止まって考えてみれば、これを作る時間があるなら、もっとたっぷり使えるリンゴのタルトを作った方が、遥かに効率良く使い切れたんですけどね。
購入時に念頭にあったタルトから時間が経って、気分はすっかり違う方へ向いてしまっていて。

この日のお昼にゴールデンシロップの話をしていて、その延長で、使い掛けのモラセス(廃糖蜜)が家に残っているのを思い出したので、保存できるものとはいえ、そろそろ使い切って新しいのを買った方が良かろうと、ケーキ生地は、ショコラでなくモラセス風味に。

キャトルエピス少々にシナモンの香りを効かせたバター控えめの生地に、リンゴ2個四つ割りの薄切りをパラッと並べて焼いた、極めてシンプルなケーキです。
平日だったので焼き時間稼ぎにタルト形を使った薄焼き仕上げ。
焼き色が付いた上面は、チョコレートケーキのような濃い茶色でも、モラセスを使ったこういうケーキは、切り口が何とも奇妙な緑がかった黒砂糖ケーキのような色になるので、お弁当のデザートに持って行ったら、ショコラとは違う妙な色に、再び皆興味津々。
お陰で、翌日もまた、モラセスとゴールデンシロップの話に花が咲きました。

ただ、モラセスもゴールデンシロップも、ここフランス本土ではあまり知られていません。
ゴールデンシロップが家族中の好物という一人は、たまにヴァカンスでドルドーニュへ出かけると、
「あそこはイギリス人が多いでしょう。トゥール市内より遥かに安く買えるから、前回は30個まとめ買いして来たわ」
だそうで。
あちこち探して見つからなかったと言ったら、「ここじゃ高いけど」という前置きと共に、市内で買えるお店を教わりました。
近々買って来て、そちらでも焼き菓子作りにチャレンジしようと思っています。


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by mmetomato | 2008-05-09 18:03 | デザート
見た目こそ違えど


日々なんとなく交代でおやつを持ち寄る同僚達の間で一人が持って来たカヌレが大好評だったため、仲間内で目下カヌレが流行中。
レシピが飛び交い、焼きすぎて中までガムみたいに硬いカヌレが気に入らなかった私も、ついに家で試作に着手しました。

「翌土曜に型を買って来て焼き上げよう」なんて言いながら金曜の晩のうちに生地だけ用意して、土曜に買い物に出かけたのに、色々型を揃えていたお店で品切れで、別なお店に寄るつもりが、靴屋を巡っているうちにすっかり忘れてお散歩を経て帰宅してしまい・・・

かくして、ウキウキしていた前日の生地作り段階に反して、「渋々」焼き上げたのがこちら。



いかんせん型が無いので、使ったのは底すぼまりのマフィンカップ。
おのずと、どう見てもカヌレには見えませんが、味は、我ながらなかなかものも。

もっと焦がしても良いのだけれど、夕食後に焼き始め、日中の強い陽射しに多少日焼けしたらしくて、早々に眠くなってしまったので、焼き時間を短縮したため色合い淡めの仕上がり。
外側でお砂糖が焦げた香ばしさがカヌレの最たる魅力なので、眠い目をしばたかせながら、ギリギリまで頑張ったんですけどね。
その分、中はふんわりめの焼き上がり。

教わったレシピでは、「ホントにフランス菓子なの!? アメリカじゃなくて?」と言いたくなるくらいにお砂糖の量が凄かったので、大分減らしてあります。
それでも甘味しっかりめなので、デザートよりもお茶菓子向き。

この後やっと型を入手しました。
それらしき形に実現したものは、また後日。
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by mmetomato | 2008-05-08 16:07 | デザート
シェーブル、旬真っ盛り


春と言えば、子ヤギの季節。
そして、山羊乳チーズの春闘来。
(下の山羊の群は、右やや下の囲み広告のゲストハウスLes Coteaux近くで写したものです)



週末のマルシェで久しぶりに、地元産フレッシュ山羊チーズを買って来たので、喜々として使い始めたら。
3日で食べ尽くしてしまいました。

トゥーレーヌ地方南部、上の山羊を写して来た所は正にシェーヴルチーズの産地。 県内で唯一AOCを取得している「Sainte Maure de Touraine サント・モール・ドゥ・トゥーレーヌ」が作られている土地で、同じ県内のここトゥールでも、マルシェに来る農家直売店では、熟成加減色々の同じようなチーズが売られています。

今回買って来たのは、全く熟成させていないフレッシュタイプ。
凝乳を型に入れて水切りして1日目。
細い筒状の型に入れるため、チーズはやや先細りの円筒形。



上の極めてシンプルなサラダは、そんな円筒形のチーズとトマトを輪切りにして重ねて、ハーブを散らしてオリーヴオイルをさっと回しかけてあります。 お塩は、チーズの塩味だけで充分。 控えめ塩味は、ミルクの濃厚な甘味がカバーしてくれます。

春〜夏、我が家では頻繁に作るアントレ。
去年、このページにも1度は登場している筈です。



続いてよく作るのが、お野菜とシェーヴルのタルト(焼いている途中)。
アントレ又は軽めの主食用の、塩味のタルトです。
今回は、スライスオニオン、ホウレンソウ、トマト、シェーブルに刻みパセリを散らして。
もう少しして夏野菜が出始めたら、ズッキーニやナス、フェンネルやセロリ等を使ってもOK。

サラダは作り立てが美味しいけれど、タルトの方は、アントレに味わうと共に、翌日のお弁当にしました。
冷めても美味しいし、さっとレンジかオーブンで温め直しても良いし、こういうタルトは色々な素材が使えるから便利。

折しも先日、地元育ちのお友達とシェーブルやリコッタの話になって、
「これは私の発案だから、あなたは絶対知らないと思うわ!」
と自慢げに彼女が語り出すは、正に私も同じ前置きで語り出したい「ビーツとリコッタ又はシェーヴルのミル・フゥイユ」。 日本語サイトの方にレシピを掲載しているものと、全く一緒。
その場で手を取り合って、お互いの発案を誉めつつ、結果的に各々自己満足して大喜びしていた偶然でした。

これから秋口迄、シェーブルの旬は続きます。
日本では馴染みが無い為か苦手な人がもの凄く多いけれど、好きな人にはたまらない美味しさ。


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by mmetomato | 2008-05-06 05:47 | 食材