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Le Panorama de Tours:トゥール、パノラマ


春ならワラビ採り、秋なら茸採り、或いはその他諸々、街の南寄りの高速道路入り口入り組む幹線道路を辿って帰宅する時に、いつも楽しみにしている風景があります。
それは、トゥールの街のパノラマ。



助手席でカメラを構えては、しょっちゅうこの遠景を写真にしたいと幾度試したことやら。
望遠カメラでない限りは、どう頑張っても素晴らしい仕上がりが得られない遠景なのですが、それでもやっと、幹線道路の真上を横切る橋へ出かけて、快晴だった週末になんとか写して来たのがこちら。



遠景に写してみると、綺麗な青空が広がっている・・・ かと思いきや。
ズームしてみるといつもくすんでいるのは、前夜からの快晴ですっかり冷えた、二つの川に挟まれた街の地面の湿り気が上がるのか、はたまたポリューションなのか?

街を知らないと、イタリアはフィレンツェ辺りのポストカードによくみるような、「見るからに古〜い町で歴史がいっぱい」という雰囲気からもまるで遠い、まるで何の変哲もない小都市のパノラマ。
でも、トゥールの街を知る人にはすぐに言い当てられる、古い建物がチョンチョンチョンと突き立っています。



それぞれに吹き出し(les bulles ビュル)を付けたのが上。
モニュメント3つに最後のひとつは私の皮肉で、3つ+1、各々は以下の通りです。
・La tour de l'Horloge ラ・トゥール・ドルロージュ かつてのサンマルタンバジリカ教会の一部だった時計塔。
・La tour Charlemagne ラ・トゥール・シャルルマーニュ 時計塔すぐお隣のシャルルマーニュの塔。
・La Basilique Saint Martin ラ・バズィリック・サン・マルタン サンマルタンバジリカ教会。 かつては他2つの塔にかかる大きなもので、でも19世紀末から20世紀にかけてトゥール駅と同じ建築家の手によって建て直された教会。 サン・マルタン(聖マルティヌス)の墓があるので、今もなのかは知りませんが、かつてはカトリックの巡礼地の一つだった所。
・La Cathédrale Saint Gatien ラ・カテドラル・サン・ガシアン トゥールの大聖堂。

それぞれの写真は、かつて雑記に掲載したことがあったような気がするものの、確かじゃないので、またいずれ機会を見てこちらで紹介します。

そして4つ目のBulleは、Les gens de voyage レ・ジョン・ドゥ・ヴォワイヤージュこと「流浪の民」。
仏人達がザックリとこう呼ぶのは、いわゆるジタンやロマと呼ばれる(呼び名の違いは彼等の出身地、ないし血筋による)、固定住所を持たずにキャンピングカーであちこち移動して暮らしている人達。 貧乏傾向強まるこの国の一般庶民の中には、キャンピングカーだけを住まいとする人が増えているけれど、そうした人達ではありません。
膨れに膨れたEU、今や27カ国。 東ヨーロッパの国まで加わったがために、彼等の一部は今やまるでフリーパスでフランスにやって来ます。 もちろん、彼等だけではないけれど、移民問題が闘争に発展するのも、文化・習慣の違いのすれ違いを思うと分からなくもありません。
実際には映っている群よりももうちょっと東寄り、建物の影に隠れたこのすぐ近くに、東ヨーロッパの移民予備軍が、トゥール市援助の下、伸び伸びと違法滞在している地区があります。

間もなく巡り来る市長選挙で、社会党の現市長を蹴り出そうとやっきになる与党派の元文部大臣が数年来の野心を目立つ旗に掲げて選挙戦第一弾の小狡いパンフレットを盛大に配布していましたが(恐らく次回の市長選挙で、現市長が居残るのだろうと踏む私。その辺の話と結果はまたいずれ)、トゥールは伝統的に、フリーメイソンはびこる土地であると共に左派、社会党が幅を利かせる街。

仏全国の程々大きな街に漏れず不法滞在者はウヨウヨしていて、そんな人達を手厚く(彼等はもっともっとと言い張るので、受ける側は不満らしいけれど)保護することを隠しもしない、もはやトゥールを象徴するモニュメントのごとし・・・

こういう街と比べると、大真面目に、「日本って極右国だなぁ」と思うことしばしばです。
フランス人の中層階級をおろそかにして、お金持ちと最低ラインに満たない貧困者の面倒しか見ない、或いは貧困者から高じて違法滞在する移民予備軍までもなんだかんだといいつつも何かと我らが税金をつぎ込む傾向強まる今のこの国に比べてしまうと、「日本国が日本人を優先して何が悪い?」という態度に拍手を送りたくもなるわね、とは、街の風景をカメラにおさめた筈が、キャラヴァンCaravanesと呼ばれる一種の移動ハウスが群をなして風景を横切るこの写真をパソコン画面で開いた時の、私と相棒の呟きでした。
こんなこと、この国で言おうものならすぐさま「あんたは極右かファシストか」と言われかねないけれど。

上記の通り、高速道路(幹線道路でもある)の上を横切る県道から続く橋の上でカメラを構えて写して来たもので、橋が斜めなのか、橋が水平で街が傾いているのか、« 文字通り »に、水平に構えたカメラで写した写真の全てが、ことごとく左に傾いていたのが、正に象徴的なパノラマでした。


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by mmetomato | 2008-01-30 18:51 | トゥール Tours
小さい春みつけた



先週ずっと、「例年を数度上回る暖かさ」と言われていたこの辺り。 週末に入って朝晩の気温がまたほんの少し0度を下回る冬に戻りましたが、週末はすこぶる良いお天気
まるで2月がもうやって来たかのように、耳を澄ませば街の公園で春の小鳥特有の声が聞こえていて、随分とまた早いものだわと驚いていた矢先のこと。

久しぶりにスコンと晴れ上がった青空に誘われて近郊へ出かけた帰り道、街外れの知人のお屋敷を訪れて、そろそろ候補者達がチラシ配りを始めた地方選挙談義に花を咲かせ、日暮れ前に案内するよと雑木林の広がる広大な敷地を一巡りしていたら、小鳥だけでなく草花も今年は益々足を速めて春を先取りしていました。



遠目にタンポポだろうと思っていたのに、目を凝らしてみるとお花の形がまるで違って、イエローのCrocus クロッカス。
サフランと違って春早くに咲くということは知りながらも、この辺りの自然界には見かけないので、早春とはいえ厳密にいつ頃咲くのか分からないのですが、まだ二月にも入っておらず、ちょっと早いんじゃない? と思いながら、夕刻近づく高台の寒風に吹かれる鮮やかな黄色に大喜び。



樫の葉が積った周辺の雑木林を巡りつつ、秋にお花だけワッと咲かせた野生のシクラメンの葉がひっそりと低く首を出しているのを見つけて、秋にはさぞかし見事な咲きっぷりと楽しめるのでしょうと思いめぐらせるだけでゴキゲンな私。
そんな合間に、とてもとても気の早いブルーベルも、ほっこりと落ち葉の間に顔を出していました。

仏語では「Jacinthe des bois ジャサントゥ・デ・ボワ」、直訳すると「森のヒヤシンス」。
まだ蕾みを覗かせたところで、ここから茎がすっと伸びて、淡い紫がかったブルーのお花が下向きに、茎の下から順々に咲いて行きます。



「森のアネモネ Anémone des bois アネモーヌ・デ・ボワ」と呼ばれるイチリンソウの一種が咲き終わる頃に、「そちらが終わるのを待っていたのよ」とばかりに入れ替わるように咲くもので、毎年、あちこちの雑木林の足下にブルーのカーペットのごとく見事に咲き揃うのが見られます。
大抵、3月も末から4月にかけてなので、かなり早い花のほころび。

更には、その先の木々の間に広がるグリーンを見つけて目を凝らしてみれば、直訳すると「雪割草」と呼ばれる「Perce neige ペルス・ネージュ」こと、スノードロップの仲間が群になって一斉に可憐な白を花開いていました。



いかんせん広い庭でのこと。 加えて川沿いの丘のてっぺんに立つお家を囲む雑木林は急な斜面、更には街用ブーツの私は落ち葉にくるぶし迄埋まりそうでペルス・ネージュの群生地には近づけなかったので、上の写真は一昨年だったかな、3月に近郊で写したものです(先日新たに加えた脱線カテゴリ「その辺の野草図鑑」にも掲載)。

家の近所の公園では、ここでは珍しいロウバイの花が終わりかけ、ご近所のお庭ではボケの赤やピンクがチラホラほころび、陽当たりの良いところではミモザアカシアが鮮やかなイエローをモシャモシャと咲かせているくらいで、街の中の草花はほぼ例年並なのに、意外にもより自然に近い野草の方がかなり先走っている今年。
3月に入ったら、お天気の良い週末にカメラを持って森へ行こう! なんて思い始めた矢先にこれですから、今年はもっと早めて出かけた方が良さそう。
でも、ペルス・ネージュもジャサントゥ・デ・ボワも、群生するお花で、咲き始めから咲き終わりまで幅があるため、まだ暫くは楽しめる筈です。 咲き始める時期は、生息地によっても前後しますし。

先週の暖かさが野草の勢いに焚き付けたのだろうとは思いますが、野草の花期は毎年着々と早まっています。
腹時計じゃないけれど、季節の時計も見事に狂い行くのね、と思うと、なんだか複雑な気分・・・

ちなみにこの個人所有の敷地、今回初めてお庭を歩き回って、あまりの広さに驚いていたら、なんと総面積1ヘクタールを超えるそうで。
1ヘクタール=10,000m2。
お家からゴミ袋一つを県道の収集場所に出すのにすら、車のキーを掴みたくなる広さでした。
管理だけでも大変でしょうに、ポロッとこぼれた納税額なんて、顎が落っこちそうなもの。 お陰で近辺の所有者は次々と入れ替わり、やがてはこの辺りも、スタンプを押したような同じ家が立ち並ぶ住宅地に作り替えられてしまうのでしょう。
このお宅のお父さん手作りの、ミニシャトー紛いのお家付き1ヘクタール強、ただ今買い手募集中だそうです。


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by mmetomato | 2008-01-28 01:02 | Nature
街の愉快犯


フランスの信号機って、面白いんですよ。 運転が悪いので、恐らく皆の気分を少しでも良くして事故を少なくしようとのことなのでしょう、政府の新しい試みが着々と街で進められているんです。



なぁんて言って、こんなものを見せても、さすがに信じる人は居なかろうと思いますが・・・。
世の中色んな人が居るもので、ちょっと身構える私。

どういうわけか昔から、間抜けな事を冗談のつもりで話したら、実は聞き手の一人が極めて素直に鵜呑みにしていた、なんてことがしばしばありまして。
よっぽど大真面目な顔をして阿呆な話をしているらしく、相棒曰く、
「なんだか知らないが、妙に説得力ある言い方するんだよね」
そこで終えてくれればまだ良いものを、
「よっぽど下らない事言う時なんて特に。だから君の冗談を真に受ける人が居るんだよ」

冒頭の信号機の話はウソならぬ冗談ですよ。
折しも相棒に、新たに発見した(後出の)信号機の写真を見せようと、冒頭のフレーズを写真の予告として彼に向けたら、「なに、またサルコズィ(現大統領)の新法案?」と反応されてしまって。

今日の「愉快犯」の足跡二つは、共に昨年写したもので、今は残念ながらどちらも街から姿を消してしまっています。

トゥール市内の観光&商店街から少し外れた中心街ギリギリ外枠辺りのプティ・ブルジョワ地区界隈とその近辺で、去年半ば辺りまであちこちに見かけた信号機の悪戯書きです。
車に乗らない限りは信号なんてあってないようなものなので、最近もその辺りを歩いていながら、いつしか次々に消されていたことにやっと気付き、これら写真を思い出したところでして。

赤信号では口がへの字、イエローでは真一文字、緑ではスマイル。
マジックペンの仕業。

このくらいなら微笑ましいので、見かけてもあえてカメラを向けようなんて思いもよらなかったのですが、上には上が居るもの。



「ウハハ、コミュニストのプロパガンダ?」
と、見かけた途端カメラを探るも青に変わってしまい、後続の車に押し出されそうなので、後日“現場”に舞い戻って車を降りて撮影。
ヴィジュアル的には残念ながら、星にくり抜かれているのは赤だけでした。
「ヴィジュアル的には」と限定するのは、まさか黄色い星じゃ、この国ではスキャンダルだと叫ばれそうだから。
ユダヤ人差別だなんだと、すぐさまそういう方向に話を持って行きたがる人が多いのでね(こんなこと、フランス語で書こうものなら、それだけで非難囂々したがる人が出て来るかも?というくらいに敏感なテーマ)。

果たしてそこまで考慮して、愉快犯が赤だけに加工したのかまでは分かり得ませんが、マジックペンよりも遥かに計画的で、黒いビニールテープのようなものがランプに貼付けられています。

こういうのを見せると、すぐさま真似してみたくなる人が居るかもしれませんが。
恐らく日本では、軽犯罪法で捕まってしまうのではないかと思います。
フランスでもその可能性ありだけれど、物を壊すわけでないので、お巡りさんの虫の居所が悪く無ければ、見つかってもお説教で済んでしまったりしかねない・・・ 否、今の大統領の下では、徹底的に罰金徴収されるかな。 無駄遣いの穴埋めに。

最初に思いついた人の、その「発想の面白さ」には拍手を送りますが、良い子も悪い子も、大人も子供も、真似しちゃダメよ。


<本日の仏単語>
・信号機 feu(カタカナ表記無理)
・赤信号 feu rouge
・青信号 feu vert
※フランスでは、青信号を「緑(vert)信号」と言います。物心ついた時から、「何故緑なのに青信号って言うんだろう?」と不可解でならず、しばらく意地になって「信号が緑になった」などと言っては、ことごとく周囲から注意され、やっとこ、心に反して「青信号」と言えるようになったものの、未だに抵抗のある「青」信号。 つまらないことながら、どうにも腑に落ちなくて。
その点、この国では「緑」と言えて嬉しい限り。 だけど、よく見ると「青緑信号」もあるんですよね。 製造年代が違うのか、製造元が違うのか、緑にもいろいろ。
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by mmetomato | 2008-01-24 18:53 | トゥール Tours
ペリゴール土産:その3


前回掲載したフォアグラと一緒に見つけてきたという、ちょっと変わったものがこちら。
色の怪しい茶巾絞りのような姿は、よく見れば、この辺りのマルシェでも、もうちょっと萎んだ姿でならよく見かけるものです。
大きさは、手で緩く握れるくらい。



丸ごとのドライイチジクの中にフォアグラを詰めたものです。
こういうのがあることは、何かの折りに読んだか聞いたかしたことがあって知ってはいたものの、現物にお目にかかるのは今回が初めて。
当然、喜々として真っ先に、曇り空にもめげずカメラを向けたのが上、下は一つ割った中身です。



フォアグラと言えば甘口ワインが添えられるもので、なるほど、ドライフルーツの甘味も案外合っていて、これなら多少味が落ちるフォアグラでもカバーしてくれそうだ なんて言いながらちょっと味見してみたら。
いやはやもう視覚的に喜んでいた以上の美味しさ!
中身も良い加減に火が通っていて、ほじくりだしてじっくり堪能し直したいくらい。

脂っ気が外へ逃げ切れず閉じこもっているので、一見したところペロリと一口で食べてしまいそうだけれど、実はテリーヌよりこってり味で、アントレに1人1粒あれば充分。 1粒でもかなりの食べごたえありでしょう。
同じペリゴール特産のクルミ(2002年にAOCも獲得)のオイルをドレッシングに使ったサラダでも添えたいところですが、生憎クルミ油もヘーゼルナッツ油も切らしているのでいつものサラダを添えて、こちらもアントレとして楽しみました。

一口、二口辺りまではご機嫌で味わったものの、最初の感激が過ぎてしまうと、案の定感想は「やっぱりイチジク風味が勝ってしまう」。
その点が少々残念かな。 中のフォアグラがまた結構美味しいのでなお。
それでも、柔らかくて甘いイチジクとの相性はなかなか良いです。

テリーヌや他のフォアグラ料理でも、イチジクを合わせたものは他にもあります。

味わいながら教わったのは、マルシェで聞いて来たと言う意外なお話。
確認はしていないので受け売りなのですが、フォアグラの発祥地はエジプトなのだそうです。
元々、渡り鳥に餌付けして食用にしていたところ、大量に食べさせると内臓がより美味しくなるぞと気付いたエジプト人が始めたことだそう。
しかも、肥大させるために大量に食べさせたのがイチジク。

そこで、「原点に戻れ」とばかりに、だけれど鴨にイチジクを詰め込むのではなくてひっくり返して、イチジクにフォアグラを詰めたのがこちら、というのが作り手さんのお話。

この話を聞きながら、「渡り鳥に大量にイチジクを食べさせると・・・」まで聞いた途端、気が急いだ私が回答として思いついたのは、「大量に食べさせると渡り鳥のくせに飛べなくなって居残り、家畜として飼育できるようになった?」だったのですが。
早まって口を出さなくて良かった。
まるっきりトンチンカンな発想でした。
後から白状しましたけどね。
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by mmetomato | 2008-01-22 18:31 | 食材
ペリゴール土産:Foie gras


フランス南西部 Sud-ouest 言えばフォア・グラ foie gras。
(まさかとは思いますが念のため:フォイエ・グラスじゃありません)
そんな南西部に位置するペリゴール Périgord のお土産と言えば、やっぱりフォアグラがトップでしょう。

私は、フォアグラの味にはうるさいです。
やいのやいのとイチャモン付けるわけではなく、黙って食べつつ「こりゃいかん」或いは「悪く無い」「珍しく美味しい」などと心の内で判定するだけながらも、滅多にこれは!と思えるものに巡り会えないもの。

要因は、塩加減もしかりながら、加熱具合。
一般に「mi-cuit ミ・キュイ」と呼ばれる半生仕上げが人気なのですが、この半生具合にも色々あって、私は、テリーヌ等なら、正に「半分」程度の加熱をほんの少し超えた辺りが好み。
さっとフライパンであぶったものなら、表はしっかり焦げ目が付いてカリッと香ばしく、中はとろ〜り生焼け風なのが良いけれど、テリーヌは生っぽくても、熱が通り過ぎてレバーのパテのようになってしまってもいけない。

相棒の実家で、数年前迄は毎年クリスマスに年越しにと家族が集えば必ずアントレと共に出て来ていたのがやはりお祝いの席の定番であるフォアグラで、彼等の知人が手作りを送ってよこすものなのですが、これがどうにも私の好みから外れていて、「またか」と思いながら、親切心から熱心に勧めてくれるのでいらないとも言えず。
かといって「フォアグラは好きじゃないんです」なんて言おうものなら皆に「TOMATOにはフォアグラを与えるな」と広められてしまうし、そこまで言われてしまっても困る。
彼等の知人お手製なので「あまり美味しく無いから遠慮します」なんてまさか言えるわけはなし・・・
「こっちの大きいのにしなさいよ」なんて言ってくれるのを「いえ〜、カロリーが高いから」と言い訳しながら小さな一切れを選んでいたもので、あとはある程度信用できそうなレストランでたまにアントレに注文するくらい。
それでも、満足行く味に巡り会えることは滅多にありません。

そんな我が家に届いた、ペリゴール土産色々の中からフォアグラその1。



上は、スタンダードのひとつ、テリーヌ Terrine。 ガチョウではなく鴨です。
鴨なりガチョウなりの体内にこんなに大きなブロックが出来るわけがないので、寄せ集めて加熱したものですよ。

瓶詰めや缶詰もあるけれど、マルシェの切り売りとのこと。 ほぼ無難な缶詰よりも、こういう方が、当たり外れの落差は大きくとも当たると確実に美味しいんです。
見たところ火の通りもテクスチャーも丁度良い塩梅(私好み)。

フォアグラと言えば一般的には、「パン・ドゥ・ミ Pain de mie」と呼ばれる食パンのような柔らかく生地が白いパンをさっとトーストしたものを添えます。
しかしこのパン、食パン以上に不味いので、我が家ではベーシックな、だけどさすがにスーパーマーケットのではなく極力美味しいパン屋さんのバゲットを選んで合わせています。

早速、足を伸ばした帰り道、ここ1年程覗いていなかった割と美味しいバゲットを作るパン屋さんでバゲットを買い求め、雨を吸い込まないようにコートの下に大事に隠し持って、夕食のアントレに味わいました。
お味のほうは見た通り、良い具合に火が通っていて、塩はややしっかりめながらも塩辛すぎず風味豊かで、程良くまったりした口溶け。

なお、フォアグラは鴨又はガチョウに食料を、今は主にトウモロコシを詰め込むように食べさせて、肝臓が肥大するように飼育したものです。 この詰め込み作業に目くじらを立てて、動物虐待だのといきり立つ«自称動物愛好家»が英米に増えています。
でも、鳥の専門家曰く、元々ガチョウは旅立つ前に自ら食料を詰め込む習慣があるそう。
だからといってもちろん、飼育している所で行っているような食べ方をする筈が無いので、可愛そうだとの声が上がるのは分かるものの、家畜として飼育している、しかも伝統的なことをにわか愛護意識のひと蹴りにストップするのはどうも納得が行かず。
エキセントリックな«自称動物愛好家»達に、考えを改めよ とまで言うつもりはないけれど、他国に口出しする前に、遺伝子組み換えトウモロコシやら大豆やら、狂牛病の肉やら、人間にいかがわしい物を食べさせるのを止めることを優先してもらいたいものだわ(※1)。

このテリーヌの厚めの一切れと一緒に、やはりペリゴールのマルシェで見つけて来たという一風変わったものも頂いたので、マルシェで聞いて来たというフォアグラのお話と共に、そちらは次回に。


(※1)
こんなことを書いていた昨日の夕方聴いたラジオニュースによれば、アメリカでクローン家畜の食肉の販売が許可されたそうで。 益々恐ろしい。
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by mmetomato | 2008-01-17 19:58 | 料理
ペリゴール土産その1:ワイロ



つい先日、厳密には1月8日(火)、毎年恒例の仏大統領のConférence de presse(カタカナ語にするとプレスカンフェランス)、TV、新聞、Radio等メディアのジャーナリストを600人から集めての新年の大統領演説で、「公共TVからコマーシャルをなくす」発言が飛び出し、目下物議をかもしています。
NHKと違って、現在、この国の国営ラジオ&TV共に、納付金を徴収しておきながらCMは民放並に入れています。 各グループには、専用のコマーシャル部門もあります。
国からお金を受け取って運営している筈の国営メディアながらも、そうした収入源を持つところを、コマーシャルをを無くして、「民放からの税徴収をアップ、或いはその他メディアの使用料を国民に負担させて補う」などという発言。
運営資金減少を恐れ、当然、国営メディアは膨れっ面の真っただ中に居て、即座に「それじゃ、最近作った新しいTVチャンネルは民間に売りさばくのか?」なんて言い出すくらい。 政府としては、「そんなことはありません。広告収入が減った分は国がちゃんと手当します」と言い張っているものの、「そんなことをしたら大統領ご贔屓の民放最大手TVの株が上昇するに決まっている、また友達ひいきなのか」なんて非難も囂々。

そんな折、一見、上記とは何の脈略も無い、でも実はウラのあるプレゼントが家にやって来ました。
何やら重たい、でも両手でヒョイと持てる細長いボール紙の箱を「これは君にピッタリな筈」と受け取った中身がこちら。



真っ先に連想したのは、日本のカツオ節削りでした。 まさかそんな筈はないので、続いて思ったのが「チーズカッター?」。
素材は何なのやら、結構重たいこの黒い物体、贈り主はとあるジャーナリスト。

仕事柄貰い物が多くて、たまに会うとそのお裾分けに預かることがあり、大抵腕時計や置き時計といった傾向なので、殆どは相棒が独占しています。 腕時計なんて、ことごとく男性向きばかりですし。
今回は珍しく「君にピッタリ」と私宛のお土産で、だけどきっと電子機器、目覚ましラジオや録音機の部類かしら?などとと思いつつ開けてみると、出て来たのは持ち手のような金具付きの黒くてのっぺりした長方形。

「モノリス(※)? 私に知恵を付けろって?」

(※「2001年宇宙の旅/アーサー・C・クラーク著」に出て来る、猿に知恵を付けた黒くて四角い巨大な謎の物体)

黒い物体と共に、外包みより更に細長い箱が入っていて、彼の家で使っているのを見て既に物が何かを知っているのだ、と言う相棒がせせら笑うのを横目に、そちらも開けて見たら。

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by mmetomato | 2008-01-16 02:12 | 時事フランス
嬉しい頂き物「ベルガモット」。


ベルガモットと言えば、お庭で楽しむ人も居る「タイマツバナ」もベルガモットの名を持ちますが、写真の通り、アールグレイなどの紅茶の香り付けや香油などでもお馴染みの、香りの強い「柑橘類」の一種です。



私はこの香りが好きで好きで、でもこの辺りでは滅多に見つからず、皮を干したもので我慢するのが関の山。
もう少し南の国でなら、市場によく出回るらしいのに。

久しぶりに生のベルガモットの香りがキッチンに漂い、フルーツを盛りつけたボウルの山に手を伸ばしてはさらっと撫でて、その手を嗅ぎ嗅ぎゴキゲンでいます。

1つに貼り付いていたシールによれば、どうやらモロッコ産。
BIOなので、皮ごと使えます。

皮はオレンジやレモンピールのような砂糖漬けにしてもよし、もっと沢山あるならジャムにしても、すり下ろすか薄く削いで刻んでお茶やお菓子に使っても、北アフリカ料理のタジーヌのようなお肉やお魚の煮込み料理に使っても、同じく北アフリカでポピュラーな丸ごと塩漬けにしてもよし、シロップ煮にしても・・・

使い道が頭の中でウジャウジャ行き交っていてちっとも決まらないので、漂う香りに鼻を膨らませつつ悩む悩む。
ひとまず、届いた晩は、ティーに皮の端少しを使った一つをデスクにおいて、香りにうっとりしていました。



その翌日作ったのがこちら。
すり下ろした皮を加えたシンプルなケーキ。

普通、ベルガモットは精油の元にもなる皮の香りを楽しむものなのですが、果汁にさほど苦みの無い粒だったので果汁を絞ってアイシングがけしてあります。
さして素晴らしい香りでもない仏国内向きTwiningのアールグレイティーながらも、紅茶と一緒に食べたかったので、甘味をしっかりめに、かつふんわりでなくフィナンシェ風にアーモンドプードルも加えています。
まだ、先日掲載したガレット・デ・ロワの季節。 パイ生地がバターをたっぷり含むので、ちょっとは意識しつつフィナンシェ生地に比べたらバターは控えめにしています。

レシピはまたいずれ手が空いたらリストに追加予定。
もちろん、レモンやオレンジで作っても、それぞれの風味を楽しめます。
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by mmetomato | 2008-01-11 01:02 | デザート
ビュッシュ - ドゥ - not - ノエル


年末年始、何かとお祝い事の多い我が家。

ノエル(Noël クリスマス)に作ったビュッシュ(Bûche 丸太形のケーキ)は、ショコラ入りケーキにガナッシュを塗って巻いてショコラコーティングしたトリプルショコラだったと、確かここに既に掲載したかと思います。
その後、私はすっかり調子づいて更にもう1本焼いたのですが、飽きも足りずというか、ナントカのヒトツオボエというか・・・
別なお祝いケーキに暮れから3本目となるビュッシュを、でも今度はココナッツを散らして仕上げたのがこちら。



ロールケーキって、ベースとなるケーキが薄いため15分もあれば焼けてしまうので、とにかく楽なんですよね。
いえ、楽なんて言うとなんだか手を抜いているように聞こえるから、「あまり時間をかけずに作れる」と言っておきましょう。
なにも手を抜くわけじゃないんですもの。 結果的には確かに楽しているけど。



今回は、間にショコラクリームは塗らず、代わりにオレンジジャムベースのシロップをたっぷり塗って甘味としっとり感を加えています。
作り始めの一本目は卵白をしっかり泡立ててふんわりケーキにしていたのに、段々億劫になり、なおかつ五分だてくらいでもちゃんと膨らむことに気付き、ここばっかりは少々手を抜いたので、シロップを染み込ませて。

コーティングはやっぱりショコラ。 いかんせん、ショコラに目がない私にはこれは必須。
丁度、しっとりめで風味たっぷりの美味しいココナッツファインを入手したので、年が明けてからまた同じものをもう一本作りました。
写真は後から作った方だったかな。 つまり暮れから既に四本目。

コーティングした半ばガナッシュ風の少々柔らかめのショコラクリームが乾かないうちに、ココナッツファインを散らしてあります。
チョコレートのツヤが消えてしまうような場合には・・・ ええと、そろそろヴァレンタインデーへ思いを馳せる人も居るかと思うので書き添えますと、艶(つや)の有無は、チョコレートの質にもよるけれど何よりも温度で、プロは「テンパリング」と呼ばれる温度調整をして、ショコラ独特の艶を出します。
そこまでするのは普通のキッチンではそう楽なことではないので、表面に筋を付けて粗い木肌の丸太にしたり(一種の誤摩化し)、ピーラーなどで薄く削いだショコラを散らしたり、ココナッツやプラリネなどを散らして誤摩化してしまうのも1手段。

クリスマスや、子供のお誕生日のお祝いだったら、色々デコレーションするのも良いかと思います。
ビュッシュのデコレーションといえば、作っても良いし既製品も入手可能なメレンゲのキノコが定番。
だけど、シンプルな方が切り分けるのが楽なのよね。

かつてサイトにトリプルショコラのビュッシュのレシピを掲載していたのですが、ケーキを上手く巻けないとの声が届いたので、配合再チェックと共により柔らかく仕上がるよう変更して、手が空き次第レシピページを復活させます。
クリスマスには間に合わなかったけれど。
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by mmetomato | 2008-01-09 18:51 | デザート
2008 ヌーヴォーテ in France


新年を迎えた翌日、つまり1月2日から、この国に新しい法律が適用されました。
今後フランス旅行を予定している方は用注意。

それは、コレ( ↓ )。



その昔、日本で「カフェで平気で床に吸い殻を踏み潰す。掃除する人に仕事を与えてやっているんだってさ」なんて皮肉られたこの国ですが、「本来なら」2008年1月1日から、でも年越しのパーティイーの真っ最中に「ハイ、イマカラダメデス」とは言えないからと24時間の猶予を与えて実質2日から、国内全てのカフェとレストランが禁煙になりました。



代わりにきっと馬鹿売れするであろうと思われるのがコチラ。



口寂しいからとキャンディーやガムに頼ってディスコやカフェで仲間と過ごす人がドッと増えた中で、これまで以上によく見るのがチュッパチャップス。
単に口に放り込むだけのキャンディーと違って、棒が突き出していて「くわえる」気分を味わえるからなのかしら。

人工甘味料を使ったお砂糖抜きヴァージョンも確か同じ銘柄から出ていたのではなかったかと思いますが、皆さんあまり気にしないようで、今後益々歯医者さんが繁盛することでしょう・・・


大分前に浮世絵パロディーを作って楽しんでいたシリーズの出番が、思いがけないところで到来しましたわ。
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by mmetomato | 2008-01-07 20:56 | 時事フランス
王様のパイ



クリスマス、そして大晦日が過ぎれば、もうお祭り気分はおしまい。
2日から早々働き出して「仕事始め」と改まった気分も特になし。
ざっと新年のご挨拶をして、お年賀状代わりのグリーティングカードへのお返事書きもささっと終えると巡ってくるのが、1月6日のエピファニ。

分かり易く言えば「ガレット・デ・ロワ Galette des Rois を食べる日」。
なあんて言うと目くじらを立てる人も細々まだ居る、本来は宗教に基づく行事です。
カトリックの。



極々簡単に言うと、12月末のイエス・キリスト(厳密にはそうじゃない説が強いのはさておき)の誕生を知った三人の賢者が、星を頼りにベツレヘムのキリスト誕生の羊小屋まで祝いに訪れた、ということを祝う日です。

しかし一般的により広く親しまれ、かつ完全に習慣として定着しているのは、この日のためのお菓子「ガレット・デ・ロワ」を楽しみながら食べること。

パイが主流ですが、土地によってブリオッシュ風の菓子パン、それもドライフルーツが生地に練り込まれていたり上に散らしてあるだけだったり、実は単純にガレット・デ・ロワと言っても、いくつも種類があります。

パイ生地を使った最もポピュラーなガテット・デ・ロワは、上下二枚のパイ生地の間に、フランジパンと呼ばれるアーモンドプードルをたっぷり練り込んだクリームを挟んで焼き上げたものです。
卵黄を塗ってツヤツヤに仕上がったパイの上面の輝きを、早春の太陽に見立てて早めに春を祝う祭りでもあるのだ、という説もあるくらい、黄金色のパイが、この時期そこら中のパン&パティスリー店に並び、飛ぶように売れて行きます。


下は、パリ、バスティーユ広場近くのマルシェにて。
普段は一般的なパティスリーを売っているパン屋なのですが、時期とあって売り場一辺をガレット・デ・ロワに割いて、大小様々乱雑に並び、まるでフリスビーかカジノの丸いピースのごとし。

パン屋さんのパティスリーって、割とざっくばらんな仕上がり傾向。
エクレアなどベーシックなパティスリは、味の良いお店ならパン屋の方が大きくてクリームもたっぷりだったり、一長一短。



間に並んでいるボトルはシャンパーニュでなくシードルです。 リンゴの発泡酒。
シードルの出番は、英語圏で「パンケーク・チューズデイ」と呼ばれる、フランスではクレープを食べる日に、クレープと共に味わう習慣があるので、ガレットの時期には当たらないのですが、どうせ間もなくやって来るので便乗販売しちゃえ、ということなのではないかと思います。
クレープの日にしか飲んじゃいけないなんてこともないし。

次は、確か去年写した写真で、どこでだったのやら覚えていませんが、多分、お菓子とパン専門のカフェの前に出ていた出店だと思います。
道行く人の目にとまるように、季節物のお菓子がある時にはよくあること。



パン屋のガレットはどちらかというとパイの重なり少なく薄め、製菓に重点を置くお店のは、パイ生地の重ねが大きくて見た目が綺麗、という違いが目につきます。
勿論、一概には言えないんですけどね。
重なりが多いということは、つまりバターがその分多いことだったりするんじゃないかと思うと・・・ ちょっと怯みます。
でも、サクサクのパイの方が「いかにもパイを食べてる!」という気になれるので嬉しい。 かといってあまりにパイがパリパリすぎるとドライで味が今ひとつだったりして。

下は、私の自家製です。
そこら中で売っているのだから買ってくれば楽で良いものを、わざわざ作るからには我流アレンジをせずにはいられぬ私。
邪道にフィリングにショコラを溶かし込み、加えてアーモンドプードルの一部をココナッツに置き換えて、他じゃ見つからないTOMATO流ガレットに。



買って来ると結構なお値段がするもので、スーパーマーケットで異様に安いのも見かけるけれど、それはもう12月に入って間もなく、皆がクリスマスへまっしぐらな頃から山積みされていたりするので、いかなる保存料が練り込まれているやら胡散臭いのでボツ。

でも、今年はのんびりパイ生地を練る間が無かったので、残念ながら応着を挟んで市販の冷蔵パイ生地を使っています。
普段、滅多にそういう生地を使わないので、恐らくそうじゃなかろうかと予想していた通り、生地は薄めでした。 もうちょっとふんわりめに、と願ったのだけど。

なお、既にご存知な方も多いかと思いますが、このガレット・デ・ロワには、ロシアンルーレット的ゲームが付き物です。
というのは、我が家のには入れていませんが(入れ忘れちゃって。焼き上がった瞬間ハッと気付くも時既に遅し。よっぽど「裏から差し込んじゃえ!」と思ったのですが、今回は8人分サイズにしたので裏返したら壊しそうで断念)、普通はクリームの中に「フェーヴ」と呼ばれる陶器製の小さなお人形が仕込まれていて、それを当てた人がその日の王様になれる、というお楽しみ付きだから。

よく、ボール紙の王冠が添えられているのはそのためです。

伝統的なルール:
家族で食べる場合、切り分けるのを待つメンバーの中で最年少者(普通は子供)がテーブルの下に隠れる。
ガレットを切り分ける。
テーブルの下で切り分けるところを見ていなかった子が、どのピースが誰に行くか決める。
皆で恐る恐る、むしろワクワク食べながら、フェーヴが当たった人が王冠を獲得。 という次第。

今横行しているルール:
職場で誰か(大抵上司なり社長なり)が買って来たら、人数分に切り分けてコーヒータイムかランチタイムなどに食べる。
フェーヴが当たった人が王冠獲得すると共に、「次に皆にガレットを振る舞うミッション」もゲットする。
で、適当に皆が飽きるまで延々1月いっぱい食べ続けていたりする(最後の人は、同じ部の仲間にビールをおごる、なんてことでいい加減飽きたガレットから逃れることもままあります)。

ちなみに我が家では、金曜の晩に焼いて翌土曜のランチのデザートに、1日フライングして食べてしまいました。
次ラウンドは、近々出かけるお友達の家にお届け用にスタンダードなフランジパン(アーモンドクリーム)で作る予定。
パイ生地は・・・ どうするかな。
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by mmetomato | 2008-01-06 03:24 | デザート