カテゴリ:フランス国外( 4 )
バルセロナ:ランチ1


きちんと順を追って掲載したかったのですが、あきらめました。 まばらにあっちこっちへ話が飛びますが、一通り載せた後でサイトのほうにまとめ直そうと思っています。
ブログのスペースも限られているし。

さて、街の風景も興味深いながら、食も見逃せないバルセロナ。
「タパス」が大分日本でも知られるようになったかと思います。 ご存知ない方のために目一杯簡単に説明するなら、カフェ(喫茶店)と日本の居酒屋ごちゃ混ぜにしたような「バル(ないしバール)」と呼ばれる小さなカフェ兼レストランが街中に沢山あって、バルセロナ人達は一杯飲んだりちょっとつまんだり食事したりと大活用していまして、「タパス」と呼ばれるのは、そういったところで提供される小皿料理のことです。
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バルセロナ到着翌日午前のミーティングを終えたアシャンプラ地区のオフィスから見送られながら、「この辺でちゃっちゃと食べられる美味しいレストランはない?」と尋ねてみたところ、「2ブロック先の角のレストラン! 美味しいわよ」と教わったものの。
来る時に歩いた道で、「あのちょっと高そうな店じゃ?」と思った通り。 タパスを願った私達の狙いとはクラス違いで、テラス席でも小皿をホイホイと注文するのではなく、半ばフランス式にきちんと1皿ずつサーブされるスタイルで、もう1、2ブロック歩いて最初に現れた庶民的なカフェのテラスに席を見つけた私達。

座るや否や早速、直前のミーティングのレポート用メモを打ち込む同僚、私はざっとメールチェック。
この頃涼しかったパリから真夏気温のバルセロナに飛び込んだものだから、すっかり喉が渇いていたので、シュタッとやってきたウェイター(店主と思しきおじさん)にひとまず、
「アグア・コン・ガス・ポルファボール!」(ちょっとスペイン語ができる同僚)
「アグア・コン・ガス・ポルファボール!」(「私も」というフレーズを知らない私)
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ず〜っとダイエット中の同僚はひたすら「サラダ」に執着し、2種類頼んでみたところ・・・
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上はサラダ菜にトマト、オリーヴ、アンチョビ、ピーマン、そして豆腐のようなフレッシュチーズを沢山あしらったもの。
下は、他のバルでもよく見掛ける「ロシア風サラダ」と命名された、日本のポテトサラダのようなもの(むしろフランスのサラダ・ピエモテーズのようなもの。ポテト、ツナ、その他諸々のマヨネーズ和え)。
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ダイエットと言う割には、コロッケにかぶりつく同僚・・・
だからいつまでもダイエットし続けるんだってば。
「あ・・・ 残りあなた食べなさい!」
かじりかけを押してよこす彼女。
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決して「太っている」類じゃないんですけどね。
女性らしさに留まる程度に、あるべきところにちょっと保ち気味、というのが気になるらしくて。
女性は皆、スリムであろうが「この辺がちょっと・・・」と気になるもので。

数ヶ月前に彼女の元夫(娘のパパ)の家にお邪魔していた時、彼女が居ないのを良いことに「フランソワーズはデブだ」とふざけて言い放つ元夫(別れても仲良しでしょっちゅう集っている)に「デブは言い過ぎ!」と激しく反論する娘(17才)と私、それを受けてフランソワーズの現彼がぼそっと曰くは、
「ちょっと肉ついてる方がセクシーだよ、女って」

女性誌が何と報道しようとも、フランス人男の80%は、こんな本音を隠し持っているものです。
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グルメ・ガーデンの多国語食材名称表作成時の記憶から、スペイン語は分からずともなんとなく、どれが野菜でどれが肉かくらいは想像がつく私。
お腹ぺこぺこ、しかも今回のバルセロナステイ初のタパスだったので、二人共勢いづいていて、結局3人分くらい注文してしまい、せっせと平らげました。

上はソーセージ。 茹でただけ。
粗挽きなので脂っこかった。
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こちらは、フランスで言う「ミラノ風カツ」、日本風に言えば薄っぺらいトンカツ。
「ダイエットとは口ばかり」な私(むしろダイエットは延々「明日から」)同様、結局フレンチフライまで食べ尽くす我ら2名の「永遠に続くダイエッター」。
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観光客が集うようなバルじゃなく、やって来た人が私達のテーブルの端っこに立てかけてある小さなお品書きを、
「もう注文し終えた? 借りていい?」
と気軽にさらって行き、隣に着席。
街の一杯飲み屋のような小さなお店でも、フランス感覚では遅めのランチタイムに着々とテラス席が埋まって行きました。

なんだかスペイン人って、一日中なにか食べているように見えるのよね・・・
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by mmetomato | 2009-10-17 19:18 | フランス国外
バルセロナで一番好きな場所


そもそも、その昔バルセロナへ出掛けた際の、一番の目的地がここでした。 もちろん、他のガウディ作品全て巡る意気込みでいたので、これだけではないのだけれど、ここだけは断じて雪が降ろうが風が吹こうが、絶対行く! と決めていた場所。
期待通りにそれはそれは気に入っている、グエル公園です。
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こちらもまた観光客が増えたこと!
TV映像や写真で見るだけでなく、やっぱりその場所と環境に足を踏み込んで見るのが一番なので、訪れる人が増えたのはある意味嬉しいのだけど、カメラを向ける時になると「ああん、どいて」と我がままを思ってしまって。
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この彼(上)、向こうへ歩いていたので、柱の影になるのを待ち構えてシャッターを押すのに、ボタンを押してからシャッターが下りるまでにちょっと誤差がある我がデジカメ、ジグザグに歩く彼が柱から姿を表したところで写してしまう。

後ろから来るグループものんびりと見上げたりアーチの外へ出たり戻ったりしているので、私も同じように半径4メーター位を行ったり来たりしながら、上の彼が行き過ぎて人気がなくなるのを狙ってまたカメラを構えればいいかな、なんて思っていたら・・・
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私の目論みを妨げるかのように、Uターンして戻って来るじゃありませんか。
「はぁ、しょうがないな。よっぽどのファンなのか」

折角この場に居るんですもの、丹念に眺めたいわよね。
気持ちはよ〜く分かるので、あきらめかけてこちらは前進し始めたら。
ちらりちらりとこちらを見ながらやって来る彼。 「鼻の頭に葉っぱでもくっついてますか?」と不可思議に思いつつ見返してみると、間近にやって来た真面目君風な顔に微笑みが。

もしや? と思った通り、ちょっとシャイなのか遠慮がちに近づいてきて、おぼつかない英語で遠慮がちに、「シャッターを押してもらえますか?」って。
見ての通り一人旅なのね。 「もっちろん! 全身? 半身? どちらを背景にする?」
2枚写してあげたら、にっこりして丁寧にお礼を述べて、のんびりとまた来た道を辿って行きました。

だいたいこういう観光名所でカメラを手にした人に頼まれるのは「シャッター押して」でしょ?
自国語でお願いしたって通じるくらい定番。

去年の夏、恐縮しながらお願いしてくる一人旅と思しき韓国人男性(上の青年と同じような年頃、つまり私より遥かに若い)にモンマルトルで声をかけられた時、何語なのやらサッパリ分からない言葉で(一応英語だったようだけど、必死で英単語を探していたようで)デジタルカメラを指差しながら何やらお願いされ、気軽に「オッケイ!」と手を出したら、いきなりカメラを構えられて慌てたことがありましてね。
「(僕の)写真撮って」じゃなくて、「写真撮らせて」だったとは。
あり得ない、私なんぞ写してどうするのよ。
構えたカメラをつまみ上げて、彼の写真を撮ってからお返しして一件落着。 気の良い人のようだったのでふざけつつでしたが、にこにこして去って行きました。

実は上の青年が近づいて来た時、ふと昨年夏のその一件を思い出して素知らぬ顔でそっと逃げようかと思いかけたのでした。

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かくしてまんまと人気(ひとけ)のないショットを獲得。
実は向こうにも後ろにもかなり人は居るので、これが精一杯でした。
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by mmetomato | 2009-10-14 05:13 | フランス国外
バルセロナの「パヴェ」


予告していながら写真の整理が追いつかなくて、延び延びになっていた先月のバルセロナ写真。
まったくトンチンカンな方向にカメラを向けたがる私の、バルセロナの写真シリーズ第一弾は・・・。
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うっかりシャッターが下りちゃった。
というわけではありません。
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こんなのとか、↑

こんなのも ↓ 。
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もうお分かりでしょう、
「バルセロナの石畳(Pavés:パヴェ)」シリーズ。
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マンホールも気になったりして。
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アグア・ポターブル・・・じゃなくて、スペイン語だとアグア・ポターブレ?

バルセロナ人にしばしば「仏語でお礼」を言われて、「何故私がフランスから来たって分かるんだろう???」と首を傾げていた私。 スペイン語はサッパリしゃべれません。
でも、バルセロナ人って割とそれでもきちんと応対してくれるのが嬉しい。

普段使い慣れない英語でのミーティング続きで頭の中ごっちゃになっている最中、西語の10フレーズくらい覚えてくれば良かった! と思っても後の祭りで、親切で根気よく相手してくれるカフェやバルのオジサン、オバサン方の親切に甘えっぱなし。
一応、その辺で拾って覚えた単語を並べてみたり、こちらも努力してみるのですけれど、身振り手振りでなんとか伝えようとすると、気付いたら仏語でまくしたてていたりして。
それでも、聞き手も適当に似た単語を拾って理解してくれてしまうから不思議。

でも、これには一応ちゃんとワケがありました。 その辺の話はまた後日。
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色々なタイルが道によって様々に並ぶバルセロナの中心街、とびっきりはこれ。
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ガウディデザイン。

なかなかステキでしょ。
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by mmetomato | 2009-10-08 03:53 | フランス国外
パリから2時間弱飛べば。

出かけた先はこちらです。
世界遺産にも指定され、世界遺産が大好物の日本の人の多くはご存知のことでしょう。
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ガウディの建築物がたっぷり堪能できる、バルセロナ。
頭じゃスペインの首都=マドリッドと知っているけれど、私の初スペインは昔初めてこの国へ到着したのがこの街なので、気分的には「スペインの首都はバルセロナ!」。

いかんせん四捨五入したら20年という計算となる昔来たきりなので、「変わってしまってがっかりしないかしら?」と少々怖気づきつつ、でも、仕事とはいえ久しぶりなのでかな~り楽しみにしての到着でした。

案の定、観光する暇は全く無かったものの、みっちり仕事した後の週末、「もっとのんびりしなさいって言ってあげたいけど、宿泊費会社持ちだから残り存分に楽しみなさい」と同僚兼上司の甘い言葉にあやかって、愛しのガウディ建築はちょこっと楽しんできました。

同僚は、パリでのっぴきならない用事があって一足先にシュタッと帰国。
一人なのを寂しいと思う間もない時間との戦いのような僅かなフリータイムでした。

ガウディ建築に本で出会い、すっかり恋に落ちてしまって間もなく、ヨーロッパあちこち、アメリカ、カナダ辺りをちょくちょく旅して歩いた末、旅行に関して行き着いたささやかなる私の観念は、「絵画目的に旅するのはもうおしまい。絵画は特別展示などで国外への貸し出しができるけれど、どうせその地へ出向くなら、その土地から動かない/動けないものを主たる目的としよう」というものでした。

建築もしかり、土地の雰囲気や風景、その土地ならではの食もしかり。
そんなものをひっくるめて、バルセロナは私を満足させてくれる大好きな街なんです。
人々は親切で暖かいし、スペイン語はサッパリできないし、英語ができるバルセロナ人は少ないけれど、その辺で拾った単語でなんとなくコミュニケーションできちゃうし(未だ不思議。カタルーニャ語と仏語が似ているからなのでしょう。しかし侮るなかれ、似て非なり)。

2年も住んだら飽きちゃうこと間違いなし、と思うけれど。
その辺、折りしもバルセロナに住む外国人から「やはりその通りに違いない」とほぼ確信する話を、仕事の合間の雑談中に聞いて、短い訪問ながらも「Visite」に留まることで満足もしたりして。

今しばらくバルセロナレポートを続けることにします。
(パリ もちょろっと出てくるかもしれないけれど)
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by mmetomato | 2009-09-16 00:44 | フランス国外