カテゴリ:パリ Paris( 69 )
Paris、雪は消えるもまた寒波

先日雪に見舞われたパリ。
クリスマスを終えた翌日は素晴らしい青空に恵まれましたが、また寒さが戻ってくるらしいです。

気がつけばもう年の瀬、ひと月以上ブログに着手できずにいた上に、先週(先々週だったかな?)の写真ですが・・・

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前日のメテオ(お天気予報)の通りに、僅かながらもしっかり積ったパリの雪。

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さすがにパリ人もポケットから携帯電話を探り出して、辺りを写していました。
天候頼みの雪景色は、ポストカード用やら諸々お金になるので、プロのカメラマンも街へ繰り出します。

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朝からせっせと塩巻きが始まり(前夜のうちにすべきなのに???)、同時に雪かきも後を追い、

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夕方のシャンゼリゼは、雪かきの名残がチョンチョンと雪の小山になって、すっかり片付けられていました。
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by mmetomato | 2009-12-27 05:11 | パリ Paris
パリ・デザイン


しょっちゅう利用しているメトロの駅でも、未だ発見尽きないもので。
「メトロ」だけにテーマを絞ったとしても、暇さえあれば毎日新たな事柄をアップロードできる、独立したブログが作れるほどじゃないかと思います。
「1日=365日だったなら」と、やりたい事の目白押しに地団駄して止まない私の口癖でして、本当、暇を得て新発見探しに歩き回りたいものです。

世界で一番人気の観光地パリだけに、ご存知の方は多いと思いますが、各駅様々なテーマで異なるデコレーションが施されています。
特に、観光名所の多くが集うパリ中心地を真横に走る1号線の駅は、パレ・ロワイヤル、ルーヴル、バスティーユ、オペラなど、それぞれの有名どころからインスピレーションを得たデコレーションが盛りだくさん。

下は、ええと・・・壁のタイルにい文字がプリントされている駅って、コンコルドでしたっけ・・・?
ひと月ほど前に初めて気付いた、意外なデザインのごみ箱。
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ひっくり返すのが不便そうだけど、よく見ると色々考慮されたデザイン。

同じ日、シャンゼリゼからちょっと裏手に引っ込んだ、凱旋門間近の16区内で写して来たのが次。
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落書きシリーズの写真も貯まっているので、それらと一緒に載せようかなと思っていたのだけど。

夏の終わり頃に気付き、「これはカメラにおさめないと!」としばらく思っていた割に、毎朝この辺り出勤道中で歩いていながら、どうも朝は時間がなくて撮り逃していまして、やっとこハロウィーン近づく頃に撮影。
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他にもないかな、と辺りの地面ばっかり眺めて歩いたものの、今の所1つしか見つけていません。
その他のマンホールにもプリントできそうなのに。

マンホールのデザインも色々あって、一挙に並べると面白い・・・ と思う私と同類は、そう多くもないのかしら。

地面の落書きはパリ市内あちこちで随時リニューアル(?)されているので、まだまだあって、発見するごとにせっせと撮り集めていまして、大分貯まりつつあります。
そこら中に観光客が居るパリ。
妙なものにカメラを向けていると、そんな私を好奇心たっぷりに眺め観察し初めて地面の落書きに気付き、一緒になってカメラを向ける、なんてことしばしば。
立ち止まって改めて眺めるパリ人、そこからデスカッションが始まることもあり、近頃すっかりお気に入りのアクティヴィティとなっています。
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by mmetomato | 2009-11-12 05:37 | パリ Paris
ショコラ祭り:6


モンマルトルのお祭りもそうであったように、こういう「食」にまつわる催しは、スタンドを得た者勝ちのようなところがあるので、たまにショコラと全然関係ないものがショコラにかこつけた商品をチラッとだけひらめかせてスタンドを出していたりします。
ジャム屋、蜂蜜屋など典型的で、いくつものスタンドがまばらに散っていました。
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中でも「魔女の煮込み?」とでも言いたくなる、なんだか怪し気な大鍋を発見。
皆恐る恐る覗き込んで、ラベルを読んで、「あ」。
・・・と言ってその場を去る、なんとも魅了しないジャム、
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「チョコバナナジャム」。
バナナジャムというのは、フランスの海外県レユニオンやマルティニークなどの島で作られ、仏本土へも僅かながらも輸入されています。
バナナとショコラは相性が良いけれど、わざわざ買うほどのものじゃないんじゃ?と思うのは、どうも私だけでもないみたい?
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こちらは、大分前にこのブログに書いたことがあったかと思います。
お菓子作りで残ったショコラをスプーンにからめて冷やして、たまに作っている「ホットチョコレートスプーン」。
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来年のバレンタインデー用に、小学生のお嬢さんをお持ちのパパ&ママにお勧め。
温めたミルク(牛乳)にこのスプーンをチャポンと浸してショコラを溶かせば、ホットチョコレートが出来上がる仕組みです。
シリコン型やアイスキューブなどを利用して、幼い子でも作れるチョコレート製品、綺麗にラッピングすれば気軽なプレゼントになるでしょう?
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こちらはオトナ向けショコラ、1粒1ユーロかそれ以上したりする、オトナ向け価格ですし。
こういうの、後先考えずに「もういやっ」というくらい食べてみたいものですわ。
昔、ボーイフレンドが集めたショコラをバレンタインデーにせっせと私が食べたものでしたけど。 フランスのバレンタインデーは「恋/愛の告白」は既にパートナーである相手にするもので、新たなボーイフレンドを獲得するための日じゃないので、他人から集まる「バレンタイン収穫」がないのが残念・・・
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生カカオも、飾りだけじゃなくて売っているスタンドがありました。
もちろんデコレーション用で、このままじゃ食べられません。 1粒かじったからといってお腹をこわすわけではないけれど、ショコラはカカオを原料とするとはいってもこのカカオフェーヴ(種)を発酵させて煎って潰して油脂とカカオパウダーになる「ショコラ風味の部分」と分けて、良い塩梅に混ぜて・・・ など、素人にはちょっとやそっとじゃ真似できない過程を経て、世界中でポピュラーな「ショコラ/チョコレート」に変貌します。
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カカオの実にも種類があるのね。
昔、東京勤めだった頃、マダガスカル出張から戻ったボスにカカオの実とナツメグの実(共にフレッシュ)を頂いたことがありました。
カカオの実物を見たのは、その時が初めてだったかと思います。
もちろん、フェーヴをかじってみましたよ。 私の好奇心はやってみないことには鎮まらないので。
生フェーヴをかじった感想は、「ああ、子供の頃に母の反対を押し切ってヴァニラエッセンスを舐めた時を思い出すわ〜」

ヴァニラのあまりの香りの良さに、そのまま舐めてみたくなって実行しようとしたら、母のストップがかかりましてね。
「香りのためのものだから美味しく無いどころか不味いからやめなさい」って。
「こんなに良い香りがするのみ不味い筈ない」と思い込んだ私、彼女がオーブンの中を覗いている間に舐めて、顔をしかめたものでした。 苦くて、ちっとも香りにそぐわない味だったんですもの。

カカオの実を煎って割ったものを混ぜ込んだ板チョコは割とポピュラーです。
コーヒー豆に似た香ばしい香りとサクサクカリカリした食感。
煎ったカカオを試食させているスタンドもありました。
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こうして見ると、巨大な「アケビの実」みたいね。
懐かしいフルーツを思い出したわ。 ムベにアケビ、山で希に見つけると、それはそれは嬉しかったものでした。
お決まりの「種飛ばし競争」は必須・・・ なんて言っても、今は知っている人の方が少ないのでしょう。
年配の、山がある地方住まいの方の中には、きっと「ワタシもやりました!」と言える人がいるはず。
(ご存知無い方へ:アケビ、ムベ共に日本の山に生えている蔓植物で、バナナの半分位の実を付け、ムベは割れませんがアケビの方は熟れると縦に亀裂が入って、上のカカオの実のような分厚い皮の中に白い僅かな果肉のようなものが小粒の黒いツヤツヤの種を1つずつ包んでいて、ほのかな香りと野生のフルーツにしては強い甘味のある白い果肉を味わえる可食フルーツ。 アケビについては春の新芽を山菜として、ほろ苦い独特の風味をおひたしなどにして楽しむこともできます。なかなか美味しくてよ)
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上は、既に失礼なのだけれどこれ以上失礼しないためにお顔にぼかしをかけつつも、「ショコラだから許される」お行儀をちょっと外れて食意地に負けた人の図。
カップ入りの、ムース・オ・ショコラ(チョコレートムース)でしょうか、底から側面まで、残っているのを丁寧にスプーンでかき集めていたマダムがふと目に入り、「どこで入手したんだろう?」と視線を留めたら、おもむろにスプーンを持ち替えて指をつっこんで舐め始めるので、くぷっと吹き出してしまって。
気持ちは分かります。 よね?

3週間程前、お昼休みに仕事仲間とショコラ&ナッツペースト「ニュテラ:Nutellaのポットがあらかた空になったらどうするか」なんて話になり、
同僚1(40代女):「あの奇妙な瓶、やめて欲しいわよね」
同僚2(20代男):「そうそう、僕はスプーンでひたすらかき集めるけど、絶対は端っこに残るんだよね」
同僚1:「底と瓶の口のすぐ下の凹み! あれ絶対スプーンじゃ無理」
TOMATO:「私はシリコンベラでかき集めてる」
同僚2:「ニュテラ用にシリコンべら買うかな」
同僚1:「こないだ久しぶりにニュテラのポットをあけたら、ティースプーンが刺さってるの! 息子達の仕業かと思ったら夫だったのよ」
TOMATO:「買うと舐め尽くすから私、年に1度しか買わないことにしてる」
同僚2人:「あはは。で、大きなポット買うんでしょ」
TOMATO:「ははは、ばれてる。断然カンペキに空にする手段教えてあげる。温めたミルクを注いでココアにするの」
同僚2人:「そこまでするか!」

という私なので、カップに人差し指を突っ込んで徹底的に舐めるマダムに共感たっぷりに、でも笑っていながら、その直後にポピュラーな大量生産板チョコメーカーが大きなかけらを2つも手渡してくれたのをかじりながら、夕方かなり増えた人混みの中ですっかり暖まってしまった指先にくっついたショコラを丁寧に舐め尽くしておりました。
さすがに、カップの中に指をつっこむまではしませんけど。
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そういえば、プロの間でよく使われているVarhona:ヴァローナ銘柄を見掛けませんでした。

Voila, ショコラ祭りは以上にて終了。
開催日から随分引きずりましたが。
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by mmetomato | 2009-11-11 20:28 | パリ Paris
ショコラ祭り:Paris5


「食欲の秋」というのは、北半球ほぼどこでも通じそうな気がするのだけれど、年中グルメで年中食いしん坊なフランスでは、特に「秋だから食欲やら美食やら」というような観念はありません。
だけれどやはり「収穫のシーズン」に繋がる「季節もの」が、季節感のないスーパーマーケットのお野菜達に慣れた街暮らしですら、茸や栗、かぼちゃ、帆立貝などの季節物に敏感になるもので、ショコラ・サロンが開催されていたパリのエキスポスペース地帯の別なホールでは、「秋のサロン」も開催されていて、そちらにも色々食べ物があったらしいです。
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ショコラにはどうしようもなくとろけてしまう私。
あちらで1かけら、こちらで1かけらつまみ、個性的なものを見つけるとちょろっと話を聞き(聞きながらまたつまんでる)、元を取るつもりでつまみ食いしていたわけじゃないけれど、板チョコ1枚分くらい平らげたんじゃないかと思います。
朝、シャワーの後で体重計に乗ったけれど、帰宅してからは乗っていません。
帰宅時より、後でガツンと体重アップするんじゃなかろうか? と恐れつついた割に、買って来たばかりのマスタードシードをたっぷり使った魚介のカレーをチャッチャと用意してペロッと平らげた後、
「ああ、ショコラをたっぷり食べた分、夕ご飯は軽くするつもりじゃなかったの!?」
と我が食欲を悔いたのでした。
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でもね、こういうのが山積みになったのを目前にして、試食用のかけらを出されたら、手がでない筈がないのよね。
知人曰く、「あなた、食意地とか食いしん坊というより美食家よね」
(あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない、と思ったら・・・)
「だから大食漢じゃない筈なんだけど、知らない物事に興味津々でその興味が食べ物に向かうから、結局よく食べるのよね〜」
は、オチがついていましたか・・・
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単に「板チョコ」と言われるショコラでも、カカオのパーセンテージ、カカオバター(カカオ油脂)を使うかピーナッツなどの別な植物油脂を使うか、ミルクが入るか否か、などによって様々に味が異なるので、それぞれをきちんと味見したくなるものよね。

ショコラを味わえばカフェが欲しくなる。 有り難いことに近頃高級めのエクスプレッソマシンがヒットして調子づいているネスカフェ(シャンゼリゼのショップも驚く人気)が無料でカフェを提供していて、ちょっと行列すれば美味しいエクスプレッソにありつけて、入場料は高めだけれどヴィジターは結構贅沢に迎えてもらえています。
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by mmetomato | 2009-11-11 20:15 | パリ Paris
ショコラ祭り:Paris4


写真ばっかりたまって、ちっともアップデートする間がないので、残りは一挙に。

ショコラ・サロンだけにショコラを巡ってカンファレンス、かと思いきや、ちょっとしたテクニックを語りつつのレシピ伝授だったのか、席を取ったものの飽きて電話している人の姿もあるながら、鏡が添えられて作業の手元が見えるようになっているのがナイスアイデア。
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迷った挙げ句、私が手を出したマカロンはこちらにて。

パリ7区にお店を持つパティシエ・ショコラティエ
「Christophe ROUSSEL(クリストフ・ルゥセル)」
パリ市内の住所は、10 rue du Champ de Mars 75007 Paris
www.roussel-chocolatier.com
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くす玉みたいなデコレーションからしてマカロンなので、結構な人気。
100gr、6つ6ユーロとのことで、
「珍しい風味のだけ集めて欲しいの」
とお願いして、
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コカコーラ&ラム酒(上手前左の黒いの)、抹茶、ジンジャー、Fleur du sel(塩の花と呼ばれる純度の高いお塩)、フランボワーズだったかベリー&エスプレッと唐辛子(ちゃんとほのかに唐辛子の香りがします。香りが素晴らしく良いエスプレッとだけに。上写真手前左の濃いピンク)、バジル&ライム(だったかな? 上の写真奥のグリーン)と、最後の一つは何だったやら。
焼きが甘めでふっくらしっとり(ねっちりめ)、アーモンドたっぷりで、その辺のパン屋チェーン店とはさすがに違う美味しさでした。

1年程前かしら、確かシェーブル(山羊)チーズの塩味マカロンをこちらに掲載した時に書いたかと思いますが、「ワサビ風味のマカロン」を作って話題を呼んだパティシエが居るのだそうです。 アルザス地方と言っていたかな、ラジオで聞いた話。
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by mmetomato | 2009-11-11 20:08 | パリ Paris
ショコラ祭り:Paris3


右を向いても左を向いてもショコラ、ショコラ、ショコラ。
金曜にオフィスでアルジェリア人の研修生と週末の予定の話をしていて、彼女曰く、
「兄が去年サロン・デュ・ショコラから帰って来るや否や、もうショコラはたくさんだ! って言っていたわよ」
私に限って、そんなことはあり得ない。
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と言う割に、相変わらず見当違いな方を向きがちな私。
ショコラは2かけらだけで、マダガスカル産のヴァニラグース(ヴァニラのサヤ)、帰りに寄り道して専門店で買うつもりだった夕ご飯のカレー用のマスタードシード、そしてマカロンと、全然ショコラに関係無いものばかり買って帰ってきました。

ショコラばかりでなく、パティシエ(製菓職人)が手がける、他のお菓子も便乗販売していて、多いのが、根強い人気の「Macaron de Paris」こと「マカロン」。
色もフレーヴァーも割と自在に操れるので、毎年、毎シーズン、色々なフレーヴァーが登場し、近年増々活気づいています。
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ここ数年大流行しているのはハーブ入り、そしてビコロール(二色使い)。
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今更ながらのデザインだけど、「Antivirus(アンチウイルス)」が、鳥インフルエンザを思わせちょっとアクテュアリティーな気がしたりして。
ちなみにパリ含めフランス全国的に、日本で恐れられているような鳥インフルエンザ騒ぎは全くありません。
メディアでは最近になって、「また薬製造大会社に儲けさせるために政府が騒ぎをふっかけたんじゃないか?」なんて気配で斜に眺めた意見が取り沙汰されているくらい。

聞く所によると、鳥インフルエンザを理由にフランス/パリ旅行をとりやめた日本人観光予定客が結構居るのだそうで、お気の毒にと言いますか、残念ながらと言うのもおかしなものだけど、日常生活に全然問題なく、皆普通に過ごしています。
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上は、イタリアのメーカー。
他が美味しすぎただけなのか、あまり美味しくなかった・・・
混ぜ物が多すぎるのね。 オリーヴグリーンはピスタチオの色なのだそうですが、これならベルギーのプラリネの方がずっと美味しい。
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サラミソーセージ風のこちらのショコラは味見にありつけず。
でも、似たようなものは我が家で時々作っています。
冷やし固めるだけだったり、ショコラをまぶしたり、ドライフルーツでなく刻んだナッツを混ぜたり、写真のように粉砂糖をまぶしたり。
粉砂糖の方が、ココアよりもなおドライソーセージらしい外観になります。
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ヴァージンメガストアの出張売店(FNACに勝利したのね、意外だわ)ではショコラのみならずマカロン、その他パティスリのレシピ本が大人気。

レシピの本は買ってもちっとも利用しないのでもう買わない、と断言してから早数年。
でも、眺めるだけでも楽しいものなのよね。
見ると欲しくなりそうなので、素通り・・・
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by mmetomato | 2009-10-24 16:34 | パリ Paris
チョコレート・ファッション


チョコレートをまとってのファッションショーも開催されたのだったと思いますが、週末しか空いていないので、残念ながら見られず。
もっとも、出掛けたら丁度その日に当たった、というのならともかく、わざわざ観に行くまでもないわと思っていたら、ちゃんといくつか展示されていました。
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これが試食同等に人気で、凄い人だかり。
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夕方にかけてグッと混んで来た頃に出たので幸いでしたが、そうでなくてもこの辺りは大混雑。
カメラを構える人の多さのみならず、丹念に細部を眺める人が多いのが、ちょっと意外でした。
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上着だけで、下着も着せてもらえない気の毒なマヌカン・・・
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「今時こんなドレスを着る人なんて居ないわよね」
なんて、庶民的なフランス人マダムが脇で呟いていましたが、実は結構居るんですよ。
軍隊が集う小さな町、フランス唯一の騎馬学校があることでも知られるSaumur:ソミュールの街には、いくつか、こんなドレスが陳列された仕立て屋さんが今も健在しています。
軍隊の舞踏会用なのだそう。
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by mmetomato | 2009-10-19 05:15 | パリ Paris
ショコラ祭り:Paris


「Salon du chocolat:サロン・デュ・ショコラ(チョコレート・サロン)」がネーミングなので、厳密には「お祭り」ではなく「展示販売会」のようなものです。
トゥールではここ数年、毎年春の復活祭近づく頃に「Fête du chocolat:フェットゥ・デュ・ショコラ(チョコレート祭り)」として同じようなものがもちょっと規模小さく開催されるのですが、話題性としてはやっぱりパリのが世界に名だたるサロンで、一度覗いてみたいと思っていた願いやっと叶って、出掛けてきました。
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仏語で「サロン:Salon」と言うと「居間」という意味にもなり得ますが、商売上の展示会/展示販売会もサロンと呼びます。
開催地は、パリの南西の外れギリギリ辺りにあるParc d'expositions、メトロ12線のPorte de Versailles駅すぐ。
入場料は大人12ユーロ。
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中へ入れば、ショコラの山が待ち受けています。
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板チョコ、かち割りチョコ、
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ソーセージを象ったもの、
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ベルギーのショコラティエ「Leonidas:レオニダス」によるショコラのシャトーの展示とか。
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制作デモンストレーションも。
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もちろん、味見もあります。

先週末のモンマルトルの「ぶどう狩り祭り」では、地元トゥール(私のね)界隈からやってきた「Poire tappée:ポワール・タッペ」を味見した途端ほろ酔い気分に突っ走ってしまった私。
このチョコレートサロンでも、一口目でやられていました。

ぶどう狩り祭りの写真はまだまだあって、そのうちのんびり掲載しようと思っているので、先日書かなかったのだけれど、ポワール・タッペという丸ごとの梨(なし)の皮をむき、石造りに薪を使う古いオーブンで丸一日以上かけて低温で焼いたドライフルーツを到着早々試食させてもらったら、アルコールがかなり残っていましてね。。
お料理には使えど普段全く飲まない私。 すっかり気分良くなってお祭りを巡っていたのでした。

サロン・デュ・ショコラで私をほろ酔いにしたのは(大袈裟ですけど)、ショコラの「Truffe:トリュフ」。 アルコールがばっちり効いたトリュフを真っ先に味見してしまって。
美味しかったので、懲りずに2つ3つまたつまませてもらったものだから。
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by mmetomato | 2009-10-18 17:06 | パリ Paris
ぶどう狩り祭り in モンマルトル:その2


イチジクというと、生食、ジャム、コンポート辺りが一般的。
見るからに食べるのが好きそうな「話っぷり」の明るいアルモンドさん、早速味見の提案。 モチロン2つ返事で首をブンブン縦に振る私。
「味の薄いのから始めましょうね」と、まず味わうはイチジクジュース。 「冷たくして飲まないと味がぼやっとしちゃうのよ」と、とっても正直な、でも有用なアドバイス。
続いてジャムを4種類。 白イチジク(熟しても皮が緑色なタイプ)、黒イチジク(一番スタンダードな黒紫の皮のもの)、そしてクルミを交えたもの、最後にジンジャー風味。
どれも美味! ベタ甘すぎず、お世辞抜きに繊細なイチジク風味が残っていて、とろりとよく煮えていて、大きな塊こそないけれど確実にイチジクと砂糖だけのピュアなジャムだとすぐ分かる質の良いジャム。 スーパーマーケットのボンヌママンなんか蹴散らす手作り。
最も繊細な風味の白イチジクが一番私好みでしたが、彼女のちょっとした自慢はどうやらクルミ入りで、「チーズと合わせるといいのよ」。「あ、ハードタイプの羊なんか似合いそう」「う〜ん、むしろシェーヴル(山羊)のフレッシュ、でもね、ロックフォール(羊乳の青カビチーズ)も面白いわよ、青カビ大丈夫ならだけど」「大好物! なるほどね、クルミがロックフォールに結びつけてくれるわけね(ロックフォールとクルミの組み合わせは、フランス料理では割とスタンダードなんです)」「そうそう!」
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でも私、味見したものじゃなくて興味津々だった、他ではあまり見掛けない「イチジクヴィネガー」を買って来ました。
使い方のお勧めを尋ねない筈が無く、でも尋ねるより前に教えてくれるのが、こうした「自作のものを誇りを持って売っている直売店」の嬉しいところで、
「サラダも良いけど、お肉のデグレッサージュに使えるの。鴨を焼いた後でフライパンにちょろっと垂らしてソースに、よく合うわよ」

上、全部イチジクベースの彼女の商品。
上右のボトルはシロップ。 ガス水やスパークリングワインなどで割って味わったり、デザートにも使えます。
すぐ下左がヴィネガー。 早速味見してみたら、イチジクの風味とほんのり甘味があって、リンゴ酢感覚で水割りで飲めてしまう。 もう一本買いに明日戻ろうかと思っているところ。 フランボワーズ風味なんていうのは割とあるけれど、イチジク風味は珍しくないかしら。
そのお隣のやや丈の高いポットはコンポート。 シロップに浸っていて、「フォアグラに合わせるといいのよ」。
ヴィネガーの下が、前出の4種類のジャム、そのお隣のサシェはフルーツパテ、ジュレの一種。 チョコレートのようにそのままつまむ、フルーツとペクチンたっぷりのお菓子。

両隣も同じ地方から来た人達。 まずは、1度目にArmandeさんにご挨拶に顔を出した時は、はんなり微笑んでシャイなのか全く無口だったお兄さん(オジさんとも言えない微妙な年頃、「お兄さん」でもないかしら)、リンゴとナシの農家より。
「折角だから写真撮らせて、リンゴも一緒にね」
と頼んでぱちり。
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ほわっと微笑むだけであまりに口数少ない彼。
反対側のお隣のスタンドの、オリーヴ栽培農家のマダムも、気持ち良くカメラに微笑んでくれて。
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彼女のご自慢は、「オリーヴのジャム」。
ブラックオリーヴを甘く煮たもので、「これは知らないでしょう?」と自慢げなところに、「あ、食べたことあります。トゥールに作っている人がいるんですよ」
と応じて、無口なお兄さんまで加わる一同いきなり大爆笑・・・
「トゥールでオリーヴですって!?」
「いえ、地元で採れたオリーヴを使ってる筈はないんですけどね、試作したら結構美味しいからって、郷土品と一緒に売ってるマダムがいるんですよ」
笑いを買って少々しどろもどろの私。
「うぷぷっ、トゥールのオリーヴ、くくくっ」
そこまで笑える話でもないと思うんだけど・・・

じゃ、本場の味見させて。 とならない筈はなく、「北フランスじゃなくて(大袈裟な! 北寄りだけど一応フランスの真ん中ってことになっている)太陽の下で育ったオリーヴのジャム、食べてご覧なさい」
「あ、美味しい。トゥールで食べたのよりずっと繊細」
「だから言ったでしょ、本場ですもの!」
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鶏のササミを蒸したのに添えたり、ウサギ肉と合わせるという、我が家で既に試した使い道の他に、意外なのを1つ教わりました。
それは、彼女のとっておきの使い道の一つという、
「カボチャのポタージュ、私はお皿(スープ皿ね)じゃなくてボウルでサーヴするんだけど」
「私も!」
「じゃあ丁度良いわ。器に注いだところにちょぽっとこのジャムを垂らすの」
「色合い的にも良さそう。でも沈んじゃう?」
「(苦笑しつつ)ちょっとね」
「で、食べる際に混ぜながら食べるわけね」
「そうそう」
「そろそろカボチャのシーズンだから、早速試してみます!」

フランスではフォアグラに添えるものとして人気の「玉ねぎのジャム」がありますが、彼女は「オリーヴ&オニオンのジャム」を作っていて、私はこちらを購入。
オリーヴが丁寧にミキサーにかけられていてなめらかな中に、ほぼみじんに近い細切りオニオンが混じった、やはり甘いものです。 玉ねぎが、お肉とのマリアージュをよりスムーズにしてくれて、使い道はオリーヴ単品のジャムより広そうだから。
「地方の、オニオン・ドゥー Oignon doux(直訳マイルド・オニオン)を使うの」
「聞いた事しか無いわ」
「AOCのオニオンなのよ」
「へ、今じゃ玉ねぎまでAOC(原産地呼称名称)があるの!?」
知らなかった。

更に、南フランスのオリーヴといえば、一種のオリーヴペースト「タプナード」は定番。
よく熟したブラックオリーヴ版と若いグリーンのオリーヴ版とあり、両方味見させてもらいました。
大抵強烈な塩味なのだけど、適度な塩梅で適度に細めの粗挽き。
「トーストに添えるのはスタンダードでしょ、でも私、ドゥーヴ(南フランスの肉や魚のトマト煮込み料理)にもこれ入れちゃうの。 良い風味が加わるのよ」
「はは〜ん。 私、ブラックオリーヴ丸ごと入れてました。 タプナードを加えるとは思いつかなかった・・・」

オニオン&オリーヴのジャムが気に入ったのでもう一度味見させてもらって、
「これ、お菓子にも使えそう」
「あら、考えても見なかったけれど言われてみればそうね」
「焼き菓子に似合う筈!」
「パウンドケーキ! 帰ったら早速やってみるわ」
「私も!」

その後、オリーヴ栽培についてちょろっとお話を伺い、グリーンオリーヴの収穫はつい先日行われたばかり、もっと熟して黒くなるブラックオリーヴは、12月から1月いっぱいまで収穫が続くのだそう。
「ブドウみたいに畝にして植えてあるから、ブドウ摘みの機械で摘み取るの」
手摘みじゃないの? と思ったけれど、100本以上あってトン単位の収穫だそうで、なるほどふるい落として拾うような手作業だと大変なわけね。

そういえば数ヶ月前、同じモンマルトルのギリシャレストランでオリーヴ談義を聞かされたことがあったな、と思い出し、一旦アパートへ戻らねばならなかったので上記三名に「午後か明日また顔出すから」と一旦手を振って階段を下りた途中で、ランチタイムだから忙しくしているかな? と思いつつ寄ってみたのですが、残念ながらこの日は閉まっていました。
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私の銀行の口座担当さんにちっとも会いに行けないので電話ミーティングをお願いしてあったため、その後家まで戻って、しばらく保留したままになっていたいくつかのオペレーションをお願いし、大急ぎでモンマルトルへ戻り、「モンマルトルの水事情」ガイドツアーかと思い込んでいたら、実は「モンマルトルの歴史学習ミニツアー」に参加し、ミニグループで一巡りした後、また彼等のスタンドへ。
無口だった「お兄さん」は顔を見るのが2度目で安心したのか、すっかり饒舌になり、濃厚な100%ジュースを一通り味見させて頂き、アプリコットジュースだけ買ったらオマケを添えてくれて、上、お買い物3点、プレゼント3点。
赤いリンゴは隣のグループ、我が地元トゥーレーヌ地方のスタンドで色々味見する中、
「トゥールでとびっきり美味しいリンゴに慣れちゃってるから、パリでリンゴ買う気になれなくて」
とこぼしたら、「あら、これ飾り用だけど持って行っていいわよ」というので、一つ頂いて来たのでした。

すっかり気さくなお兄さんに豹変した元シャイなお兄さんと、フルーツジュース談義にも花が咲く中、彼も「トゥールか、あの辺もリンゴ多いんだよね、でも北フランスと違って僕んとこは太陽が多いから、絶対もっと甘いよ」
「だからもう、北フランスじゃないんだってば・・・」
「でも太陽少ないじゃん」
「薄曇りは多いけど、結構晴れてるのよ。あ、でも街の中だけだわ、リンゴ農家のお友達なんてしょっちゅう天候がどうのって言っていたっけ」
「ほらね」

南寄りから見ると、フランスの真ん中より向こう側は「北フランス」にされてしまうようで。
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by mmetomato | 2009-10-11 04:09 | パリ Paris
ぶどう狩り祭り in モンマルトル


今朝9時半ちょっと前、朝寝坊しようかいい加減に起きようか、ベッドの中でもぞもぞしながら迷っていたら、チリリンと鳴った電話。
「おはよ、TOMATO! 例のマダムのところ今から言うからね、サクレ・クールの前まで行ったら左に折れてすぐの右手、イチジクが並んでるからすぐ分かるわ!」
「あ、フランソワーズ?(仮名)」
「サクレ・クールの中入っちゃだめよ、その前を左に折れるとスタンドがずらっと並んでいるから」
「ちょ、ちょっと待って〜、まだ完全に起きてないのよ」
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かくして、チャッチャとシャワーを浴びて大急ぎで出掛けたモンマルトル朝11時。
爽やかな笑顔が待ち受けていました。

今週末土日は、パリ唯一の「ワイン畑」を巡っての、「ぶどう狩り祭り」。
フランソワーズ曰く「例のマダム」というのは、彼女がヴァカンスのために自宅交換したお相手がひとまず先にやって来て、そのやって来た方が南仏ヴォークルーズでイチジク栽培をしている農家の人で、今回のパリ滞在はこのぶどう狩り祭りにスタンドを出すためのパリでの宿泊先の獲得だった、という話を先週聞かされていましてね。
そもそもその話が出た発端が、フランソワーズが突如どこかへ電話をかけ始め、
「週末そっちで寝なきゃいけないの。 え、違うっ、あなたと寝るんじゃない! あのね、家交換サイトにアノンスを出したら今週末に来る人が決まっちゃって、家空けなきゃならないのよ」
まさか? と思った通り、電話した先は彼女の別れた夫かつ娘のパパ。
目と鼻の先に住んでいて、今の彼氏と元夫が親友というざっくばらんな明るい関係の彼女を取り巻く面々、冗談をやりあいながら週末の避難場所を見つけたフランソワーズは、当初「この週末来られちゃ都合悪いからヤダな〜って思っていたのよ、でもね、さっき、週末家に来るマダムから電話があって、とっても感じの良い人ですっかり気が変わっちゃった」とにっこにこ。
そして、その南仏からフランソワーズの家を週末利用すべくやって来るマダムというのが、このモンマルトルの秋の一大イベントに売店を出すためにパリに来るのだと聞かされていた次第。

真っ先に、フランソワーズの指示(殆ど命令!?)に従ってその辺りらしき場所へ向かってみると、イチジク発見。
「Bonjour ! Vous êtes Armande ?:コンニチハ。アルモンドさん?」と尋ねてみると、不可思議な気配を漂わせつつ「Oui, bonjour...」
「フランソワーズの友人で、スタンドがこの辺って聞いたものだから」といきなり見知らぬ人物が名を呼びかけた釈明をすると、満面の笑みで迎えてくれました。

家で銀行の担当と電話ミーティングを予定していたので一旦帰宅しましたが、この後また舞い戻って試食三昧の予定。
パリの水道局の「パリの水再発見ツアー」に参加しようか迷っているところ。
相変わらず妙な暖かさと晴天のためか、そろそろ夕立ならぬ午後の一雨ザバッと来そうなのよね・・・

続きはまた後ほど。
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by mmetomato | 2009-10-10 21:49 | パリ Paris