トゥールのレストラン


パリからちょっと戻って来て、私には珍しく、トゥール市内での外食。
日本から人を迎えたので、出かけたレストランにて。

いかんせん我が家、相棒がケチな上に「よそじゃ食べられないものを家で色々楽しめるのに、なんでわざわざ高いお金払ってよそで食べるわけ?」なんて言って退ける人なので(料理もしない)、市内で外食と言えば誰かに誘われてのことくらいで、それもやはり家でのお食事会が多いので、結局殆ど機会がないんですね。

おのずと普通は、人を迎えたら家でおもてなしするものなのですが、買い物も料理も、する暇がなかったので、半ばは「シメシメ、久々に市内で外食できる!」と思いながら、行き先を選んだのはモチロン私です。



トゥールには、伝統的な手工業組合があって、そのアトリエすぐ脇にある同系列のレストランがここ。
フリーメイソンはびこる土地としても国内じゃ知られるこの街において、この手工業組合の類もその一系列。 閉鎖的な組織ではあるけれど、レストランは一般客も迎えているので、誰でも利用することができます。
そういうレストランがあるということは、市内でも割と知っている人は多いものの、案外足を踏み入れる若い人って少ないようで、実はそんなに高くて気取ったお店でもないので、特別正装しなくても、オフィスへ出かける仕事着程度で気軽に入れる所。


コンパニヨンと呼ばれる職人達は、様々居る職人の中でもエリート扱いなので、かな〜りお高くとまった輩も多いものの、レストランでは裏方なので、そんな様子を目の当たりにすることもなし、まあ、普通のレストランです。

ちょっと変わっているのは、トゥールにありながらスペシャリテがSud Ouest スュッドゥ・ウェスト、フランス南西部料理であること。
日本の人にかなりの確率で「トゥール Tours」とごっちゃにされる「Toulouse トゥールーズ」を含むフランス南西部の料理と言えば、カスレ Cassouletやフォアグラ Foie Gras、鴨やガチョウのコンフィ Confit de canard ou d'oie。
カスレというのは、脂で煮込んでそのまま脂漬けにした鴨又はガチョウを、その脂も少し加えて白インゲン豆をベースにお野菜いくらかと共にじっくり煮込んだ、それはそれは腹持ちの良いお料理。 フォア・グラは、恐らく大分知られていることと思いますが、ガチョウないし鴨に飼料を詰め込み食させて肥大させた肝臓及びそのお料理のこと。

これらの他に見つけて、私が飛びついたのが、「フランス版モツ煮」の一種と言いたくなる1品でした。
こういうのは好きずき別れるかと思いますが、元々好き嫌いが無いどころかかなりの食材幅広く好物が散らばっている私の、数多い好物の一つでして、見つけたら他へ目が行かなくなってしまい、当然の選択でした。

そちらについては次回に。


[PR]
by mmetomato | 2008-09-21 08:16 | 食材


<< フランス版モツ煮 モンマルトルに見つけた「和」 >>