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Paris:ゆらっとした窓


Rue Rambuteau リュ・ランビュトーで見かけた窓。
一見何てこと無いよくある窓のようなのに、ゆらっとした感じが、目立たないながらも眼に入ったらすっかり気に入ってしまって。



日暮れが着々と近づいてくる、そうでなくても芳しく無いお天気だったこの日。
Les Halles レ・アル界隈を巡った後、この日の最後の用事だったMarais マレ地区へ向かうべく歩いていた道中で出会したものです。
この途中にも寄るべき所があって、逐一メトロの階段を昇り降りするのが億劫なので、「ええい、歩いちゃえ!」と調子づいた挙げ句、それはそれはよく歩き、携帯電話に付いている万歩計を信じるならば朝から日暮れ迄延々パリ中心地をテクテク辿ることおよそ20km。



仕事上すべき用件だけならせいぜい10kmで済んだでしょうに、合間に寄り道せずにはいられない好奇心が倍歩かせたわけで・・・ この晩アパートに戻って、相棒や友人達からかかって来た電話を各々2分で済ませて23時にはへたっと眠り込ました。
トゥールじゃ、20kmも歩いたらブドウ畑の畝続く丘も通り越してよその町に辿り着いてしまうくらいですから、まあこれだけ歩くのに慣れていないんですね。
この程度でへたり込むほど年取ってはおりません。



建物全体が同じ窓でなくて、1階(日本で言う2階)の人だけが得しているような、なんとなくアンバランスな感じがまた私好み。

Maps Googleで、「rue Dauphine Paris」をキーワードに検索した上で「Street View」をクリックすると出て来るブラッスリーの写真からSud Ouest(SO)側の矢印を辿って44番地迄画像を動かして行くと、ほぼ同じ絵が出て来ますよ(マニピュレートが上手くできれば)。

ええと、私の「パリ観光」って、だいたいいつもこんな調子です。
モニュメントなどケロリと忘れ、妙なものを探し歩かずにいられぬものでして・・・


by mmetomato | 2008-11-29 22:14 | パリ Paris


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